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スポーツを見て楽しむ。なんと素晴らしい文化だろうか。草野球を日頃やっていなくても、プロ野球は楽しい。マラソンで2時間5分を切ることの凄さは、体育の授業でしか走ったことがない人にも分かる。競技に関わる選手や関係者へのリスペクトは尽きない。
しかし、人々の趣味がこれだけ多様化している時代だ。それだけに「どうやってスポーツを見るか」は、重要なファクターである。知っていても、見る環境が整っていなければ、その魅力は届きづらい。
この“見やすさ”という点において、日本ほど素晴らしい環境はないのでは? 筆者が常々力説している競技がある。そう、サイクル(自転車)ロードレースだ。
日本に住んでいるならサイクルロードレースを見ないと損! その理由をご説明しましょう。
●海外サイクルロードレースを、サイコーの時間帯に楽しめるのが日本
日本で自転車競技というと競輪がまず思い浮かぶが、サイクルロードレースの舞台は文字通り一般公道。マラソンや駅伝と同じように、日常風景の中にスポーツが溶け込んでいる。しかも、その街にロードレースがやってくるのは年に1回程度。まさにお祭であり、子供から老人まで住人たちが大喜びしている様子を見ると、それだけでもうオジサン(筆者)は涙しちゃうほどだ。
そうした土地・景観の魅力に加え、独特なルールや競技慣習も、サイクルロードレースを語る上では欠かせない。例えば、野球はリーグ戦とトーナメント戦で戦い方は全く異なると言われる。サイクルロードレースでは、1日単位のレース(ワンデーレース)か、ツール・ド・フランスのような長期間レース(ステージレース)では、全く様相が異なる。各チームはエース選手をどのように勝たせるのか、あるいは温存させて数週間後に真の目的を成就させるのか、知恵を比べあう。この戦術性が、野球やサッカーともまた違って何とも面白い。
ステージレースでは、200名前後の選手が1日あたり3~4時間、連日に渡って競技するため、スタートからゴールまで常に全力を出す訳にはいかない。時に、選手同士は談笑し、チームの枠を超えて共闘し、補給食を食べ、競技中に用を足す。ケガの治療は、自転車に乗ったまま、走る車につかまって。デモ隊の乱入で競技が一時中断しても、選手たちはどこ吹く風だ。
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