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サイクル ロードレース コラム 2023年9月4日

【ブエルタ・ア・エスパーニャ2023 レースレポート:第9ステージ】レナード・ケムナが全グランツールステージ優勝を達成 マイヨ・ロホはセップ・クスが守って第1週を終える

サイクルロードレースレポート by 福光 俊介
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【ハイライト】ブエルタ・ア・エスパーニャ 第9ステージ|Cycle*2023

プロトンがまとまったところで5人がカウンターで飛び出し、これを3人が追随。やがて8人による先頭グループが形成された。ここにケムナが乗り、後に優位に立つこととなる。集団とのタイム差は最大で8分35秒まで開いた。

メイン集団は、フィニッシュまで85kmを切ったあたりから再び緊張感が漂い始める。各チームが隊列を組んでポジショニングに着手すると、残り80kmでまたもユンボ・ヴィスマが猛然とスピードアップ。レース序盤と同様に横風を使って分断を試みた。ここにスーダル・クイックステップやボーラ・ハンスグローエも加勢。やはり集団が散り散りになり、前線に残ったのは22人。今度は多くの総合系ライダーが乗り込めたものの、個人総合3位につけるレニー・マルティネス(グルパマ・エフデジ)は後ろへ。前の22人は誰一人欠けることなくローテーションする時間帯もあり、マルティネスに対して1分以上のリードを得る。

ただ、針路が変わると22人の勢いは続かなくなり、約30km進んだところでマルティネスが再合流。再度メイン集団がまとまると、一時3分30秒ほどまで縮まった先頭グループとの差も、5分まで拡大した。

その先頭グループでは、ヨン・バレネチェア(カハルラル・セグロスRGA)の落車やダニエル・ナバーロ(ブルゴスBH)のパンクがありながらも、都度復帰して逃げの態勢を維持。8人編成をキープして、フィニッシュ前9.5kmから始まる最終登坂へ。この時点でメイン集団との差は十分にあり、逃げ切りは濃厚となっていた。

カトリックの重要都市に位置づけられ、高台に街が置かれるカラバカ・デ・ラ・クルスへの上り。クリス・ハミルトン(チーム ディーエスエム・フィルメニッヒ)のアタックを機に絞り込みが始まると、残り5.5kmで先頭はケムナ、マッテオ・ソブレロ(チーム ジェイコ・アルウラー)、アマヌエル・ゲブレイグザビエル(リドル・トレック)の3人に。そして残り5km、緩斜面と急斜面を繰り返す変化を利用してケムナがアタックすると、ソブレロとゲブレイグザビエルはついていけなかった。

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