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サイクル ロードレース コラム 2023年8月31日

【ブエルタ・ア・エスパーニャ2023 第5ステージ結果速報】カーデン・グローブスがステージ2連勝、追い上げるガンナに対しハンドル投げで勝利を掴む

サイクルNEWS by J SPORTS 編集部
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リタイア
121 エディ・ダンバー(アイルランド/チーム ジェイコ・アルウラー)
128 フィリッポ・ザナ(イタリア/チーム ジェイコ・アルウラー)
155 ブライアン・コカール(フランス/フィディス)
143 ルーベン・ゲレイロ(ポルトガル/モビスター チーム)
132 コーブ・ホーセンス/アンテルマルシェ・サーカス・ワンティ)

第6ステージコースマップ

第6ステージコースマップ

8月31日(木)第6ステージ
ラ・ヴァイ・ドゥイショー > オブセルヴァトリオ アストロフィージコハバランブレ
183.1 km(山岳)

8月最後の日。大会6日目にして、早くも2度目の山頂フィニッシュがやってきた。またしても標高2000mすれすれにまで接近し、獲得標高は今大会屈指の3830m。総合ヒエラルキーはより明確になり、総合戦線から完全に脱落してしまうエースもいるかもしれない。

第5ステージのラスト20km地点の町、ラ・ヴァイ・ドゥイショーから、逆走する形でステージは始まる。その後15kmほど進んだ先で、前ステージのコースに別れを告げ、イベリコ山系へと突き進む。前半に登場する2つの3級山岳は、逃げの形成をうながしつつ、おそらく総合勢にとっては足慣らしに過ぎない。そうは言っても残り100km地点の3級フエンテ・デ・ルビエロス(登坂距離6.2km、平均勾配6%)は、上り始めの2kmが7〜10%とかなりの急勾配だ。

ちなみに2019年大会5日目に、このフエンテ・デ・ルビエロスを先頭通過したのがアンヘル・マドラソで、そのままハバランブレ天文台にも先頭でたどり着いた。今回とは途中のコースが少々異なるものの、3級越えの後は、似たような高台の道を駆け抜けた。一方でステージのラスト45kmは完全に一致する。序盤から逃げていたマドラソは、メイン集団に9分差をつけて全長10.9kmの最終峠を上り始め、47秒差で追走を振り切った。

この最終峠、1級ピコ・デル・ブイトレは、平均勾配8%とかなりの急坂だ。しかも登坂口からのゆるやかな3kmを除けば、平均は9%に跳ね上がる。さらにラスト5kmは平均10%弱の、いわゆる激坂。15〜16%の難所も繰り返し登場する。4年前のメイン集団内では、まさに難ゾーンのど真ん中の残り2.5km地点で、ミゲルアンヘル・ロペスの単独アタックが炸裂した。ひどく見晴らしの良い、標高1956mの山頂に建つハバランブレ天文台にたどり着いた時、後続ライバルに12秒の差をつけていた。

高低差図

高低差図

ステージ詳細テキスト:宮本あさか

J SPORTS編集部

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