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【Cycle*2023 UCI世界選手権大会 男子エリート ロードレース:レビュー】各コーナーが全力スプリント、メカトラは即終了のサバイバルレースを鬼神のごとく突き進んだファンデルプールがロード初戴冠
サイクルロードレースレポート by 宮本 あさかJ SPORTS サイクルロードレース【公式】|YouTube
【ハイライト】UCI世界選手権大会 男子エリート ロードレース|Cycle*2023
レースは一旦中断され52分後に再開、新城選手は日の丸を背負う
「中断前は想像していたような展開でした。再開後にスピードが上がるのも当然です。でも、集団内の予想もしていなかった位置で、中切れが起こってしまった。ただその時は集団には戻れました。さぁ、これからだ!と気持ちを整えていたら……そのタイミングでトラブルが起きた。周回突入の直前で、すでに集団のペースは上がりきっていて、もはや追いつくことは不可能でした」(新城幸也)
脱落した時点で自転車を下りる選手も少なくない中で、日本から単独参戦の新城は、諦めずに走り続けた。しかし今回の周回コースは距離が短く、足切り基準タイムも10分と極めて短い。3周回目の補給地点で、フィニッシュまで160kmを残し、レースの終了が告げられた。最終的な完走者はわずか51人。21世紀で2番目に少ない人数だった。
逃げる集団から3分44秒差でサーキット巡りを開始したメイン集団は、2周回目以降、各周あたり約1分ずつきっちり差を縮めていく。とうとう逃げの最後の生き残りをとらえ、6周回目に入る頃、先頭はすでに5人に絞り込まれていた。これぞ最後まで勝負を争う4人、つまりファンデルプール、ワウト・ファンアールト、タデイ・ポガチャル、マッズ・ピーダスンに、後に勇敢な独走を試みるアルベルト・ベッティオール。ただ、いまだレースは70km以上も残っていた。なによりファンアールトが先行を嫌ったせいか、一旦は後方集団の再合流を許した。
30人近くに膨らんだ集団の中で、ベルギーが最多5人を残していた。数的優位を利用して、猛烈な高速牽引を繰り返した。特に前回覇者レムコ・エヴェネプールが、がむしゃらすぎるほどの加速で、幾度となく集団に揺さぶりをかけた。実は周回を始めた時点で「パンチ力に欠ける自分には全く向いていないコース」だと悟り、「ワウトのためにレースを走ろう」と決心したのだという。上りアタックには必ずピーダスンが張り付き、平地ではポガチャルが素早く反応する姿が見られた。
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