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サイクル ロードレース コラム 2023年7月19日

【ツール・ド・フランス2023 レースレポート:第16ステージ】“ザ・ヨナス・ヴィンゲゴー ショー”マイヨ・ジョーヌの方向性を示す山岳タイムトライアルでヴィンゲゴーが圧勝!タデイ・ポガチャルはよもやの1分38秒遅れに

サイクルロードレースレポート by 福光 俊介
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【ハイライト】ツール・ド・フランス 第16ステージ|Cycle*2023

また、報道では「ポガチャル有利」の評が多く見られた。山岳で繰り出すアタックの鋭さ、下りのテクニックなどが挙げられ、「追う者の強み」なるメンタル状態もTTに生かされるのでは……との見方も。

第2週で負った傷が癒えないマッテオ・ヨルゲンソン(モビスター チーム)が大会を去り、出走したのは156人。個人総合順位の下位から順にコースへ。最初の15人は1分、そこからは1分30秒、最後の15人(個人総合上位15選手)は2分の間隔で出発した。

大会終盤の個人タイムトライアルとあって、多くが完走目的のセーフティー走行。一部選手に落車があったものの、いずれも大きなけがには至っていない。しばらくは目立ったタイムが生まれなかったが、47番目にスタートしたレミ・カヴァニャ(スーダル・クイックステップ)が35分42秒で走って、基準タイムを作った。

それからは長い間トップタイムが更新されなかったが、135番目に出走したワウト・ファンアールト(ユンボ・ヴィスマ)が流れを変える。7.1km地点の第1計測ポイント、16.1km地点の第2計測ポイントともに数秒の後れを取るも、ドマンシー坂からペースアップ。これを上り切った18.9km地点の第3計測ポイントでトップに立つと、フィニッシュは35分27秒。トップタイムを15秒更新し、2時間12分ホットシートに座り続けたカヴァニャから席を奪った。

個人総合上位陣のスタート時間になるとともに、タイムの水準が上がる。同8位のサイモン・イェーツ(チーム ジェイコ・アルウラー)は序盤から飛ばし、いったんペースを落ち着かせたのちにドマンシー坂で再加速。ワウトには届かなかったものの、7秒差にとどめて暫定2位。

このタイムを上回ったのが同7位のペリョ・ビルバオ(バーレーン・ヴィクトリアス)。こちらも後半に好ペースを刻み、フィニッシュタイムはワウトから4秒差。随所でポガチャルを支えるアダム・イェーツ(UAEチームエミレーツ)も、この日は自分の走りに徹して暫定5番時計にまとめあげた。

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