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サイクル ロードレース コラム 2023年7月6日

【ツール・ド・フランス2023 第5ステージ結果速報】ツール初出場のジャイ・ヒンドレーがピレネー初日を制しマイヨ・ジョーヌ獲得!ポガチャルはヴィンゲゴーから総合タイムを53秒落とす

サイクルNEWS by J SPORTS 編集部
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第6ステージコースマップ

第6ステージコースマップ

7月6日(木)第6ステージ
タルブ > コトレ・カンバスク
144.9 km(山岳)

ピレネー2日目にして、今大会初の山頂フィニッシュがやって来た。145km弱という短距離コースに、3つの難関峠が詰め込まれ、標高2000mを超える世界にも足を踏み入れる。山の男たちによる、マイヨ・ジョーヌ争いはいよいよ本格化する。

極めて典型的なピレネー山岳ステージ。つまり高速64号線沿いでスタートを切り、ステージ序盤は、平地をひたすら南下して山場を目指す。今ステージもやはり交通の便のよいタルブから走り出し、ゆるやかなアップダウンと小さな3級峠はあるものの、序盤に特筆すべき難所は存在しない。

49km地点で中間スプリントを争った直後に、選手たちは山の戦いへと放り込まれる。そこからフィニッシュまでの残り約100kmは、ひたすら長い上りと長い下りを繰り返すのみ。山と山の間に平地がほぼ存在しないのも、またピレネーの特徴のひとつ。

まずは2つの伝統峠、1級アスパン(登坂距離12km、平均勾配6.5%)と超級トゥルマレ(17.1km、7.3%)が連続で襲いかかる。ちなみに2019年にティボー・ピノがトゥルマレ山頂フィニッシュを勝ち取った時とは、反対側から攻める。また約3週間後のツール・ド・フランス・ファム第7ステージでも同じ連続登坂が登場し、しかも女性ライダーたちはトゥルマレ山頂で勝敗を決するけれど……男性選手たちは標高2115m地点で単純に山岳ポイントと「ジャック・ゴデ賞」を争うだけ。山頂を大急ぎで通り越して、約30kmの長い長いダウンヒルへと飛び込まねばならない。

下り切ったら、休む間もなく最終登坂へ。1級コトレ・カンバスクの全長16kmの山道は、平均勾配こそ5.4%と低いものの、それは単に前半3分の2がだらだらと緩やかな上りだから。しかし2015年第11ステージでアスパンからトゥルマレを経てコトレでフィニッシュした時よりも、今回は、もっと上まで進むのだ。ラスト5kmで、突如として勾配は9%弱にまで跳ね上がる。さらに山頂まで4kmを切ると、そこから2.5kmにわたって10〜11%の急勾配ゾーンが続く。

高低差図

高低差図

ステージ詳細テキスト:宮本あさか

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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