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サイクル ロードレース コラム 2023年3月4日

【Cycle2023 ティレーノ〜アドリアティコ:プレビュー】イタリア半島横断・春のレースはジロに照準を定めたログリッチが参戦、ファンデルプールとファンアールトの対決やアラフィリップの活躍にも期待

サイクルロードレースレポート by 山口 和幸
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プリモシュ・ログリッチ(TJV)

2019年に総合優勝したログリッチ。リーダージャージは海をイメージした青色

イタリア半島をはさむティレニア海とアドリア海を結ぶ7日間のステージレース、ティレーノ〜アドリアティコが3月6日(月)から12日(日)まで開催される。2022年は7月のツール・ド・フランス前哨戦のようなバトルが展開され、UAEチームエミレーツのタデイ・ポガチャルがユンボ・ヴィスマのヨナス・ヴィンゲゴーを1分52秒差で制して大会2連覇を達成している。2023年で58回目となる大会も、スター選手が顔を揃える豪華な陣容となった。

イタリア半島の西に広がるのがティレニア海、東にあるのがアドリア海で、ティレーノ〜アドリアティコはその名称の通り、イタリア半島を西から東に横断する春のロードレースだ。

2023年大会の参加チームは合計25。UCI(国際自転車競技連合)ワールドチームが18、ワイルドカード(主催者推薦)で出場権を獲得したUCIプロチームが7。大会公式タイムキーパーとなったスイスの腕時計ブランド、チューダーがスポンサーするチームも初参加を決めた。1チームは7人編成だ。

2021年大会ではポガチャルが初優勝し、そのシーズンのツール・ド・フランス総合優勝に向けて弾みをつけた。スロベニア勢の総合優勝は2019年にプリモシュ・ログリッチが達成して以来、2人目だった。22歳での優勝は歴代第5位の若さ。最年少優勝は1978年にジュゼッペ・サロンニ(イタリア)が20歳で達成したときだ。

ティレーノ〜アドリアティコはシーズン序盤の中規模ステージレースとして、そのシーズンのツール・ド・フランスでの活躍を占う意味で重要なものとなっている。2021年はポガチャルとワウト・ファンアールトの一騎打ちだった。

初日から第3ステージまでファンアールトがリーダージャージを着たが、第4ステージでポガチャルがファンアールトに45秒差をつけて首位に。第7ステージの個人タイムトライアルでトップタイムをたたき出したのはファンアールトで、ポガチャルとの差を1分15秒から1分03秒に縮めたが、総合2位に甘んじた。

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