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サイクル ロードレース コラム 2023年3月2日

【Cycle*2023 ストラーデ・ビアンケ:プレビュー】優勝経験者が5人参戦! ロードレース界に本格的な春到来を告げる“白い道” シエナ・カンポ広場に一番にやってくるのは誰か!

サイクルロードレースレポート by 福光 俊介
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2014年、2017年と勝っているミハウ・クフィアトコフスキ(イネオス・グレナディアーズ)は、エースにもジョーカーにもなりうる。なぜなら、チームに若きエースのトーマス・ピドコックも控え、どこからでも攻撃が可能なのだ。同じくヤングライダーのカルロス・ロドリゲスやマグナス・シェフィールドもいるので、チーム力だけなら今大会ナンバーワン。そのキャプテンをクフィアトコフスキが務める。

2015年覇者のゼネク・スティバル(チーム ジェイコ・アルウラー)も健在だ。37歳になったが、その走りに衰えは感じられない。シクロクロッサーの先輩として、マチューやピドコックに負けられない思いは強いに違いない。今季からは新たな環境で、チャレンジングなシーズンを送る。

このほか、直前のトロフェオ・ライグエーリアで勝ったナンス・ペテルス(アージェードゥーゼール・シトロエン チーム)も自信をもって臨むし、シーズンインから好調のペリョ・ビルバオ(バーレーン・ヴィクトリアス)、このところステージレースでブレイクし中のルーベン・ゲレイロ(モビスター チーム)らもチャンスは十分。21歳のクイン・シモンズ(トレック・セガフレード)は、ここへきて一気に前評判が上がっており、押さえておくべき存在といえよう。

このレースを終えると、シーズンはステージレースにクラシックに、活況を呈していく。選手たちのコンディションを測る意味でも、ストラーデ・ビアンケは重要な意味合いを持つ。

文:福光 俊介

福光 俊介

ふくみつしゅんすけ。サイクルライター、コラムニスト。幼少期に目にしたサイクルロードレースに魅せられ、2012年から執筆を開始。ロードのほか、シクロクロス、トラック、MTB、競輪など国内外のレースを幅広く取材する。ブログ「suke's cycling world」では、世界各国のレースやイベントを独自の視点で解説・分析を行う

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