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サイクル ロードレース コラム 2023年2月6日

【Cycle*2023 サウジ・ツアー:レビュー】“カウボーイ”ルーベン・ゲレイロがプロキャリア初のステージレース個人総合優勝! JCL TEAM UKYOは世界へ一歩目の足跡残す

サイクルロードレースレポート by 福光 俊介
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サウジ・ツアー

サウジ・ツアー

アラビア半島最大の国・サウジアラビアで最もドラマティックで美しいと言われる街・アルウラーを舞台にしたサウジ・ツアー。ときに“宝石”とも称されるこの街を基点に戦った5日間のステージレースは、28歳のオールラウンダー、ルーベン・ゲレイロが一番の輝きをつかんだ。

マラヤコンサートホールを背景に総合表彰

今年モビスター チーム入りし、そのデビュー戦だった。丘陵地帯に入った第3ステージを5位にまとめると、最大勾配18.8%のハラット・ウワイリドを上った最難関の第4ステージで狙い通りの勝利。UAEチームエミレーツ勢が主導権を握ったレース終盤だったが、冷静に仕掛けどころを探ってステージ優勝を手繰り寄せた。

「開幕からの3日間が平坦基調だったから、上りが重要な第4ステージで脚がどう反応するか正直見当がついていなかった。だからもう、自分のタイミングを待つしかなかったんだ。UAEは2人残っていたから、必然的に彼らがグループを牽引することになると思って、それを利用しようと考えた。その甲斐あってスプリントがうまくいったよ」(ルーベン・ゲレイロ)

チームのニューフェイスを、仲間たちが最後まで守った。すっかり溶け込んで、みんなで「カウボーイ」と呼ぶようになったリーダーを、残る6人が徹底ガード。スペイン唯一のUCIワールドチームでありながら、今大会には同国選手は1人。このチームにしては珍しく、6カ国からなるメンバー構成で挑んだレースで、チームワークの良さを証明してみせた。その姿は、スポーツディレクターを務めるイヴォン・ルダノワにして「不屈そのものだった」。

「フラムルージュを通過したとき、とても感情的になった。できるだけ集中してマックス・カンターのスプリントをアシストしたかったのだけれど、いろいろと落ち着かなくなってしまったので、リーダージャージを守り切ることに集中させてもらったよ。ステージレースを勝つということの本当の意味を知る最高の機会になったね」(ゲレイロ)

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