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サイクル ロードレース コラム 2022年10月17日

【Cycle*2022 ジャパンカップ サイクルロードレース:レビュー】パウレスとピッコロのEFエデュケーション・イージーポスト勢がワン・ツー あの熱気こそ世界へ誇るジャパンカップ!

サイクルロードレースレポート by 福光 俊介
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序盤の流れに乗り遅れたコフィディスが古賀志林道で猛然とペースアップ。これでメイン集団が崩れると、前方に残った選手たちが1人、また1人と先頭グループに合流。その後の下りでも人数が増えて、この時点で先頭グループは24人。数十秒後ろでは先頭と同規模の第2グループが続く。

2回目の山岳賞周回である6周目になると、第2グループがいよいよ加速。古賀志林道の上りで前線目指してペースが上がると、頂上からのダウンヒルで合流に成功。この段階で50人以上がひとまとまりになって、実質のメイン集団に。この直後に堀孝明(宇都宮ブリッツェン)とディラン・ホプキンス(リュブリャナ・グスト・サンティック)が2人で抜け出すが、集団は動じない。それからは岡篤志らEFエデュケーション・イージーポストがレースコントロールを本格化させた。

ようやく落ち着いたプロトンの一方で、観衆は再び大興奮の瞬間を迎える。3回目の山岳賞周回の9周目、古賀志林道でアタックしたのは開催地の英雄・増田成幸(宇都宮ブリッツェン)。前日には今季限りでのブリッツェン退団、新チームへの移籍を発表したベテランは、宇都宮のファンに別れを告げるかのごとく独走を開始。山岳賞を獲得してからも約1周回単独走をして、10周目の途中で集団へと戻っている。

目まぐるしく変化するレースに、勝負へのアクションが出始めたのは11周目のこと。やはり古賀志林道の上りで、ティム・ウェレンス(ロット・スーダル)がアタック。これをきっかけに、古賀志林道できまってアタックがかかっては、後方に取り残されかけた選手たちが下りや平坦区間を通じて急いで前線へと戻る流れが繰り返される。この周回の後半にはニールソン・パウレス(EFエデュケーション・イージーポスト)とシモン・ゲシュケ(コフィディス)が先行するが、続く12周目が山岳賞周回だったことも関係し、追っていた選手たちも続々とジョイン。最終盤へ緊張感が高まっていく。

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