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サイクル ロードレース コラム 2022年9月17日

【Cycle*2022 UCI世界選手権大会 女子エリート 個人タイムトライアル:プレビュー】新たな時代へと走り出す世界選の開幕レース!女王エレン・ファンダイクの牙城を崩す選手は現れるか

サイクルロードレースレポート by 宮本 あさか
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エレン・ファンダイク(オランダ)

エレン・ファンダイク(オランダ)

虹色に輝くジャージを巡る、年に一度の大熱戦。男女・年代別の強豪たちが、地上の四隅から一都市に集結し、母国の名誉にかけて世界一のタイトルを奪い合う。そんなUCIロードレース世界選手権が、2022年9月、新たな時代へと走り出す!

大会創設100周年をベルギーで祝った1年後、史上2度目のオーストラリア大会の開幕レースには、だからこそ女子エリート&女子アンダー23個人タイムトライアルが選ばれた。

そう、今年は、単なる「女子エリート」のためだけのレースではない。昨季までのように「19歳以上の女子全員」が、たったひとつのタイトルを争うのではないのだ。1958年に女子ロードレースが、1995年に女子タイムトライアルが世界選手権に組み込まれて以来、初めて、「女子アンダー23」の世界チャンピオンも誕生する。

ただし初めての試みである今年から3年間は、あくまで「移行期間」。女子のアンダー23(2000年〜2003年生まれ)とエリート(1999年以前の生まれ)は、去年までと同じように、ひとつのコースで、ひとつのレースを戦う。

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必ずしも異なる2人のチャンピオンが誕生するわけでもない。個人タイムトライアルでは、全体で1位のタイムを叩き出した選手に「女子エリート世界チャンピオン」の称号が、アンダー23の中で1位のタイムを叩き出した選手に「女子アンダー23世界チャンピオン」の称号が与えられる。……つまりはアンダー23カテゴリーで1位の選手が、もしも全体でも1位となった場合、その選手は女子エリート&女子アンダー23の両タイトルを一挙に勝ち取ることになる。

気になるコースは、男子エリートと同じく、オーストラリアの東海岸ウーロンゴンに描かれた約17kmの市街地サーキットを2周回。すると女子アンダー23選手にとっては、男子アンダー23の28.8kmよりも長距離の、全長34.2kmの戦いとなる。使用されるサーキットは、約1週間後のロードレースで使用されるものとほぼ同じ。違いは2つある上りのうち、最も難しいほうがカットされたこと、代わりにほんの短いながら直線部分が生まれたこと。ただし今コースの最大の特徴にして最高の難点は、1周回で約29ものコーナーが登場すること。極めてテクニカルな設計である上に、海沿いだからこそ、風の影響も決して少なくはないはずだ。

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