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【Cycle*2022 ブエルタ・ア・エスパーニャ レースレポート:第19ステージ】トレック・セガフレードが引き寄せたスプリントの機会。ピーダスンの3勝目
サイクルロードレースレポート by 滝沢 佳奈子登り区間もわずかで、特に集団からアタックの動きもない。唯一、山頂まで1.5kmほどでは、テイオ・ゲーガンハートに引かれて前日から山岳賞ジャージに着替えたばかりのリチャル・カラパスが集団先頭に上がってくる。集団先頭は総合2位につけるエンリク・マスの安全確保のためにモビスターチームが引いた。山岳ポイント間際でカラパスがモビスターの前に出ると、2回目の2級山岳を先頭で通過。5ポイント追加した。これによりカラパスは合計50ポイント、2位はエンリク・マスの26ポイント、3位はテイメン・アレンスマンの23ポイントと続く。なお、残りのステージであと40点が残されている。
下りに向けて緊張感が高まるシーンもあったが、結局、UAEチームエミレーツ、モビスターチーム、リーダーのレムコ・エヴェネプールを擁するクイックスッテップ・アルファヴィニルチームが先頭を固めて安全に下り切ると、トレック・セガフレードに再び先頭を明け渡した。
残り30kmを切り、バーレーン・ヴィクトリアスとトレック・セガフレードが先頭で引き始める。その後ろにはモビスターがチーム全員で陣取った。集団の後方にはしっかりとピーダスンが残っており、最後の補給をして、しきりに体に水をかける様子が見える。気温は31.5度まで上がっていた。一塊の集団先頭では、ケニー・エリッソンドが先頭固定でピーダスンのために引き続ける。町中に入ってもその様子は変わらず。
ラスト9kmを過ぎた頃、先頭を引き続けているエリッソンドのもとにピーダスンや他アシストたちが集まってきた。残り距離が少なるごとにスプリントしたいチームも総合チームも前に押し寄せるように上がってくる。ラスト2km、先頭はイネオス・グレナディアーズ。その後ろについたのはバーレーン・ヴィクトリアス。しかし、残り1kmを切ると再びトレックが先頭に出た。ピーダスンは3番手につける。
このまま集団スプリントかと思われたラスト800mほど、グルパマ・FDJのマイルズ・スコットソンが一人早駆け。「スプリントで勝つことはないだろうから、もしチャンスがあれば行くつもりだった。完璧ではなかったけれど。でも、挑戦しなければ成功はないからね」(マイルズ・スコットソン)
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