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サイクル ロードレース コラム 2022年8月1日

【Cycle*2022 クラシカ・サンセバスティアン:レビュー】大人になった神童レムコ・エヴェネプールが人生2つ目のベレー帽「おかげで好感触と共に、ブエルタへと乗り込むことができる」

サイクルロードレースレポート by 宮本 あさか
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レムコ・エヴェネプール

レムコ・エヴェネプール

たとえ成人になっても、ただの人になるはずもなかった。その大胆さには、ますます磨きがかかる。神童時代の19歳に、約9kmの独走で勝ったレースを、22歳になったレムコ・エヴェネプールは、44.5kmもの単独走行でねじ伏せた。

「パーフェクトな1日だった。チームはスタート直後から凄まじい仕事をしてくれたし、僕は最高に調子が良かった。しかもバスクの観客たちの応援は素晴らしかった。おかげでモチベーションは倍増したし、脚にさらなる力を与えてくれたんだ」(エヴェネプール)

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勝負を左右したのは、エヴェネプール曰く「フレッシュな脚」。いつもならツールを走り終えたばかりの者たちが、クラシカ・サン・セバスティアンで輝くことが多いのだけれど、ひときわ暑くて速かった今年のフランスを抜け出した強者たちは、例年以上に苦しんだ。ほんの1週間前まで毎日全力疾走のタデイ・ポガチャルさえも、フィニッシュまで約63kmを残して、最前列から姿を消していった。

もちろんツール総合2勝のチャンピオンを後方へと蹴落としたのは、レムコ親衛隊が強いた猛烈なスピードだった。

なにしろエヴェネプールにとっては1ヶ月ぶりのレースだった。プロ4度目の春に、ステージレース総合2勝と初モニュメントタイトルを含む計10勝を手に入れた後、「長い長いキャンプ生活」に入っていた。イタリアンアルプスでじっくり高地トレーニングを積み、体重を絞り、上りを強化した。つまり身体は完璧に仕上がっていたし、しかもキャンプの成果を早く本番で試したくてウズウズしていた。

だからこそクイックステップ・アルファヴィニルは勢力的にテンポを刻んだ。全長224.8kmのレースも残り3分の1に入り、大会の伝統坂ハイズキベルに差し掛かる頃には、朝からの逃げはすべて回収した。この上りでポガチャルを退け、下りではタデイ・モホリッチの攻撃の芽をもきっちり潰した。

「あまりにもチームが強力に牽引し続けてくれたおかげで、僕はまるで力を使う必要がなかった。エネルギーは十分に残っていた。つまり、僕がすべきことは、全力で飛び出すことだけだった」(エヴェネプール)

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