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サイクル ロードレース コラム 2022年3月18日

【Cycle*2022 ミラノ~サンレモ:プレビュー】優勝大本命のファンアールトか、それとも絶好調男ポガチャルか、はたまた稀代のクラシックハンター・ジルベールか。クラシックの中のクラシックが伝説の地から幕を開ける。

サイクルロードレースレポート by 宮本 あさか
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一方ユアンを筆頭とするスプリンターたち、元覇者のアレクサンダー・クリストフやアルノー・デマールから、サム・ベネット、ジャコモ・ニッツォーロ、ファビオ・ヤコブセン、マッズ・ピーダスン等々は、6年ぶりの集団スプリントフィニッシュに持ち込むためには、あらゆる飛び出しに目を光らせねばならない。

史上4人目の5大モニュメント全制覇を目指すジルベール

史上4人目の5大モニュメント全制覇を目指すジルベール

中でもトーマス・ピドコック&フィリッポ・ガンナのイネオス・グレナディアーズコンビには最大限の警戒が必要だ。ジャンニ・モスコン、マイケル・マシューズといった全地形型クラシックハンターにも、新チームとの連携が徐々に上手く行きだしたペーター・サガンにも注意したい。

1年前にぎりぎりまで逃げながら9位に沈んだセーアン・クラーウアナスンは、当然リベンジを狙って再びイタリアに乗り込んでくる。200kmを超えてからが強いマテイ・モホリッチも、コロナ陽性から復活・新城幸也のアシストを得て、勝機を虎視眈々と狙っている。

そしてフィリップ・ジルベールにとっては、とうとう人生最後のミラノ〜サンレモがやって来た。すでにツール・デ・フランドル、パリ〜ルーベ、リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ、イル・ロンバルディアを制した稀代のクラシックハンターが、キャリア最後の年に、史上4人目の5大モニュメント全制覇を成し遂げられるだろうか。

もしもジルベールが1979年以来の快挙を成し遂げられなかった場合、この偉大なる記録への挑戦権を持つ選手は、しばらく不在となる。もちろんポガチャルが、この週末にサンレモをあっさり勝ち取り、出場予定のフランドルをも制してしまった場合を除いて。

文:宮本あさか

宮本あさか

宮本 あさか

みやもとあさか。パリ在住のスポーツライター・翻訳者。相撲、プロレス、サッカー、テニス、フィギュアスケート、アルペンスキーなど幼いときからのスポーツ好きが高じ、現在は自転車ロードレースの取材を中心に行っている。

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