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サイクル ロードレース コラム 2019年7月7日

【ツール・ド・フランス 2019 第1ステージ / レースレポート】フルーネウェーフェンの「発射台役」が勝利「本当に奇妙な日だよ」

サイクルロードレースレポート by 宮本 あさか
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フィニッシュ

集団落車による分断を免れた選手たちは、まるで統率の取れないスプリントへと突っ走った。エリア・ヴィヴィアーニは最終発射台の後輪を見失い、マイケル・マシューズはあまりにも早く、望まぬ形で最前列へと押し出された。緩やかな上り基調の最終ストレートでは、「上れる」の枕詞を持つスプリンターたち、つまりサガンやソンニ・コロブレッリ、カレブ・ユアンが今大会最初の栄光目指して必死にもがいた。

しかし並み居るエースたちを退け、なによりサガンをライン上ギリギリで交わしたのは、フルーネウェーフェンの「発射台役」だった。今季すでにエーススプリンターに10勝をもたらしてきたテウニッセンは、落車を察知すると、瞬時に自らが戦闘モードに入った。「地形は僕向きだったし、まだ体力も十分に残っていた」と、2013年U23シクロクロス世界チャンピオンは急速にラインへと駆け上がると、ハンドルを投げた。

生まれて初めてのグランツール区間勝利には、生まれて初めてのマイヨ・ジョーヌがついてきた。黄色いリーダージャージの誕生100周年を記念して、2019年大会では毎区間デザインの違うマイヨ・ジョーヌが用意される。第2ステージのテウニッセンの胸元に輝くのは、1958年ブリュッセル万国博覧会のシンボル「アトミウム」だ。

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