人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

サイクル ロードレース コラム 2015年7月2日

【ツール・ド・フランス2015/プレビュー】総合優勝候補の4選手の仕上がりは完璧。挑戦者のレベルも高い102回大会がユトレヒトで開幕!

サイクルロードレースレポート by 宮本 あさか
  • Line

自信をつけたフレンチ軍団

しかし、4人ということは、必ず1人は表彰台から脱落するわけで……。いや、むしろ、主役級を力ずくで突き落として、表彰台によじ登る第5、第6の存在が出てくるかもしれない。なにしろ2015年大会は、挑戦者たちの顔ぶれもびっくりするほどレベルが高い。たとえば昨ツールの総合5位ティージェイ・ヴァンガーデレン。ドーフィネですさまじい進化っぷりを披露し、2012年のマイヨ・ブランは、一躍「表彰台候補」として注目を浴び始めた。

昨年ついに「古豪復活」をアピールした開催国フランスは、今年は表彰台取りに自信満々だ。使命を託されるのは若きティボー・ピノとロメン・バルデの2人。特に昨ツール総合3位の25歳ピノに関しては、「マイヨ・ジョーヌさえ行ける!」と一部関係者は加熱する。ツール・ド・ロマンディ&ツール・ド・スイスで山頂フィニッシュを制し、たしかにヒルクライマーとしては、すでに超一流である。スイスではカーブ多発のフィニッシュでスプリントをかけ、ボーナスタイムを取りに行くなど、「スピード」や「下り」への苦手意識も完全に克服した。なにより苦手とする個人タイムトライアルが短いのはピノには好都合!

また24歳バルデは、昨年同様、38歳ジャンクリストフ・ペローとのダブルリーダー制が必ずや吉と出るはずだ(昨大会バルデ6位、ペロー2位)。待望のツールデビューを果たすワレン・バルギルも、「未来の」マイヨ・ジョーヌ候補として、ファンや関係者たちの熱い視線を集める。

オランダ開幕なだけにウィルコ・ケルデルマン、ロベルト・ヘーシンク、バウク・モレマの活躍にも期待しつつ……、「新スペインチャンピオン」アレハンドロ・バルベルデ(キンタナのアシストなのか、それともダブルリーダーなのか?)や、「プリト」ホアキン・ロドリゲスの、スペインベテラン組の存在も決して忘れてはならない。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

J SPORTSで
サイクル ロードレースを応援しよう!

サイクル ロードレースの放送・配信ページへ