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ただアルベルト・コンタドールに関しては、総合4位から3位へとジャンプアップし、ついに表彰台圏内へ飛び込んだ。第7ステージで落車し、大会中盤は苦しめられた。しかしグランツール7冠の大チャンピオンは、たとえ「表彰台入りが望みではない」と口にしながらも、着実に総合順位を上げてきた。総合4位チャベスに対するリードも、きっちり1分11秒確保した。首位ナイロ・キンタナとの差に関しても、4分02秒から3分43秒へと、ほんのわずかながら縮めている。
またアンドリュー・タランスキーがひとつ順位を上げ、総合5位に食い込んだ。ただ、すでに総合首位まで7分12秒遅れ、表彰台圏内まで3分29秒遅れだから、上位4人の居場所を脅かすことはなさそうだ。また前日の時点で総合7位につけていたサムエル・サンチェスは、この日フィニッシュ7km手前で落車し、大きくタイムを失った。総合では一気に12位に陥落した。
かつてないほど熾烈な戦いが繰り広げた2016年ブエルタは、5つの峠が待ち受ける第20ステージで、クライマックスを迎える。総合は首位ナイロ・キンタナ、2位クリス・フルーム1分21秒遅れ、3位アルベルト・コンタドール3分43秒遅れ、4位エステバン・チャベス4分54秒遅れと並ぶ。果たして今大会最後の難関山岳ステージで、クリス・フルームは1分21秒差を逆転できるだろうか?エステバン・チャベスは再逆転で、今年2度目の表彰台に飛び乗れる?
同じく最終盤にサプライズが待ち受けていた2016年ジロでは、大会最終盤の2日間で、ヴィンチェンツォ・ニーバリが4分43秒もの遅れをひっくり返した。第19ステージの時点ではエステバン・チャベスに対して44秒遅れで、第20ステージの終わりには同じ人物に対して52秒リードだったから、1日で1分36秒をむしり取ったことになる。
またクリス・フルームがツール・ド・フランスで初めて覇権を握った日、すなわち2013年第8ステージは、区間2位以下に51秒もの大差をつけてステージを制した。肝心の2位はチームメート(リッチー・ポート)だったから……、3位アレハンドロ・バルベルデ以下のライバルには、1分08秒以上もの差を押し付けている。また2015年の第10ステージで区間勝利+マイヨ・ジョーヌを成し遂げた時には、やはり区間2位がチームメートのポートで、3位ナイロ・キンタナには1分04秒差をつけた。また2015年ツールは、今大会と同様に、区間上位3人にはボーナスタイムが配分された(10秒、6秒、4秒)。
つまり逆転は不可能ではない。もちろんフルームの周りを固めるアシストの顔ぶれは、ツールと同じではない。
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