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そんな大先輩の背後で、ちょうど10歳年下のクヴィアトコウスキーは、2日連続の区間2位で終えた。バルベルデの持っていないタイトル、つまり元世界チャンピオンの称号を有していながら、またしても生まれて初めてのグランツール区間勝利はお預けとなった。ただ前日の区間覇者デニスの後退により、自動的にマイヨ・ロホが手元にやってきた。
「こんな方法でマイヨ・ロホを獲りたかったわけじゃないんだ。勝利まであとちょっとだったのに……。でも、バルベルデを倒すなんていうのは、簡単なことじゃないからね。しかも今日の彼は、とりわけ凄かった」(クヴィアトコウスキー)
2016年ブエルタで1日だけこの赤いジャージを着た経験があるが、個人的には「ジャージを守るつもりはない」そうだ。むしろジャージを獲りに行ったのは、「チームに成功をもたらすため」。
たしかにジロ4日・ツール8日・ブエルタ1日と2018年の全3大ツールで総合リーダージャージを手にしたBMCレーシングに続いて、スカイもジロ3日・ツール11日・ブエルタ1日と3つのカラーを取りそろえた。もちろんご存知の通り、スカイはジロとツールは最終的に総合優勝を持ち帰っている。
「もしも区間を取りに行く必要がるなら、僕らチームは全力で努力する。もしも総合首位を守る必要があるなら、僕らチームは全力でそうするさ。柔軟に、レースの状況に合わせて、動いていくだけ」(クヴィアトコウスキー)
総合首位クヴィアトコウスキーの次点には、区間覇者のバルベルデが14秒差で浮上した。2日間をそつなくまとめたウィルコ・ケルデルマンが25秒差の総合3位につける。ポートやニバリ、ザカリンを除く総合有力勢の中では、ミゲル・アンヘル・ロペスが区間で19秒を落とし、総合の遅れを54秒に開いた。
宮本 あさか
みやもとあさか。パリ在住のスポーツライター・翻訳者。相撲、プロレス、サッカー、テニス、フィギュアスケート、アルペンスキーなど幼いときからのスポーツ好きが高じ、現在は自転車ロードレースの取材を中心に行っている。
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