人気ランキング
コラム一覧
【10月24〜25日開催:オータムリーグ 展望】2、3位争いは最終戦の結果までもつれる可能性大。1部残留をかけて日本大と神奈川大が対戦
バスケットボールコラム by 青木 崇
東海大の優勝が決まったオータムリーグだが、2位から7位までの順位争いと、入れ替え戦回避が懸かる9位争いは、最終戦までもつれる可能性がある。
2位の日本体育大は、10月18日の早稲田大戦で第4クォーター終盤に逆転し、14勝目を挙げた。残る東海大戦と、2巡目に入って好調な3位・山梨学院大戦のいずれかに勝てば、2位が確定する。
J SPORTS オンデマンド番組情報
-
早稲田大 vs. 白鴎大 / 青山学院大 vs. 中央大 / 日本体育大 vs. 東海大 第21節 【限定】第102回 関東大学バスケットボールリーグ戦
配信日時 : 2026年10月24日(土)午前10:55 ~
-
明治大 vs. 神奈川大 / 大東文化大 vs. 山梨学院大 / 日本大 vs. 国士舘大 第21節 【限定】第102回 関東大学バスケットボールリーグ戦
配信日時 : 2026年10月24日(土)午前10:55 ~
東海大も山梨学院大も留学生を擁するチームだけに、日本体育大は大黒柱のコネ・ボウゴウジィ・ディット・ハメード(帝京長岡・4年)を生かして優位に立つのが難しい展開も考えられる。早稲田大戦では、吉田叶貴(八王子学園八王子・4年)、大江悠斗(北陸・4年)、山口瑛司(福岡第一・3年)がそれぞれ16点をマークした。こうした試合のように、多くの選手が得点面で貢献できるかが勝利への鍵になるだろう。
今年のオータムリーグが実力拮抗の戦いとなっていることは、5チームが12勝8敗で並んでいることからもうかがえる。順位決定方法については、大会要項に次のように記されている。
Ⅰ.同勝ち点チームが2チーム生じた場合
(1) 当該チーム間の試合における勝者を上位とする。
(2) 当該チームが1勝1敗の場合、2チーム間の試合におけるゴールアベレージ(総得点/総失点)の大なる方を上位とする。
(3) 当該2チームの全試合におけるゴールアベレージの大なる方を上位とする。
Ⅱ.同勝ち点チームが3チーム以上生じた場合
(1) 当該チーム間の試合のみの勝ち点が大なるチームを上位とする。
(2) 当該チームが同じ勝ち点の場合、当該チーム間の試合におけるゴールアベレージの大なる方を上位とする。
(3) 当該チームの全試合におけるゴールアベレージの大なる方を上位とする。
*ゴールアベレージ(総得点÷総失点)
4位の大東文化大は3位の山梨学院大、6位の中央大と今週末に対戦する。ここで連勝し、できる限り点差をつけることができれば、3位の可能性が出てくる。
ゴールアベレージを理由に7位となっている明治大だが、勝利数で並ぶ他の4チームとの直接対決で6勝2敗と勝ち越している。ビッグマンの故障者が多い中、神奈川大と青山学院大に連勝できれば、3位に浮上する可能性は十分に残されている。
最後の2試合を大行寺キャンパスで戦える白鷗大は、早稲田大と国士舘大と対戦。ただし、仮に連勝したとしても、明治大と2チームだけで同じ勝利数で並んだ場合は、直接対決が1勝1敗でも得失点差が-3であることから、ゴールアベレージで下位となる可能性が高い。
J SPORTS オンデマンド番組情報
-
白鴎大 vs. 国士舘大 / 明治大 vs. 青山学院大 / 山梨学院大 vs. 日本体育大 / 早稲田大 vs. 東海大 第22節 【限定】第102回 関東大学バスケットボールリーグ戦
配信日時 : 2026年10月25日(日)午前10:25 ~
-
大東文化大 vs. 中央大 / 日本大 vs. 神奈川大 第22節 【限定】第102回 関東大学バスケットボールリーグ戦
配信日時 : 2026年10月25日(日)午前11:25 ~
いくつかの順位想定パターンを出してみたが、正直なところ、最終戦の結果が出るまで2位以下の順位がどうなるかまったく読めない。もし、2位の日本体育大が2連敗を喫して14勝8敗の場合、2位争いに3チーム以上が絡むという事態も考えられる。
バスケットボールというスポーツの醍醐味は、時計が0:00になるまで何が起こるかわからないこと。今年のオータムリーグは、そのことを象徴するようなエキサイティングな展開になっていると言える。
注目のカード
大東文化大対山梨学院大(10月24日)
1~2年生を軸に大東文化大が、4年生に主力が多い山梨学院大に挑む。
大東文化大は2巡目の中盤にオフェンスが低迷しての3連敗を喫した。しかし、10月18日に東海大を破った一戦では、バラダランタホリ玲依(豊島学院・4年)が16点、中島タイリースリショーン(逗子葉山・3年)が11点と、上級生の意地が感じられるパフォーマンスで勝利に貢献した。
山梨学院大戦では、タホリとンジャイパプ・ンデリセク(八王子学園八王子・1年)がスヴェトリシック・イゴール(セルビア・4年)のインサイドゲームをスローダウンできるかが試合の鍵になる。
一方の山梨学院大は、中村千颯(福岡第一・4年)と菅野陸(帝京安積・3年)のガード陣がいかに得点機会をクリエイトできるかが重要だ。スヴェトリシックがインサイドからのオフェンスで起点となり、齋藤晴(関西・4年)がオープンの3Pショットを決められる流れに持ち込めると、山梨学院大のペースで試合が進むと予想する。
神奈川大対日本大(10月25日)
最終週を前に、6勝14敗で並ぶ両校が対戦する。10月24日の結果に左右されるが、基本的にこの試合は1部に残留をかけたビッグゲームだ。勝ったチームが9位になる可能性が高いため、両校にとって絶対に負けられない一戦だ。
神奈川大は17日に5勝で並んでいた国士舘大を59対49で破り、直接対決を2勝0敗とした。仮に勝利数で国士舘大と並んでもタイブレークで上回るため、自力で1部残留できるチャンスをつかんだと言っていい。足首の捻挫で長期離脱していた斎藤佑真(藤枝明誠・3年)が復帰したことで、ポイントガードとして奮闘し続けていた山口銀之丞(福岡第一・1年)の負荷を軽減できるのはプラス。国士舘大戦で福山拓海(九州学院・2年)が20点、14リバウンドのダブルダブルで勝利の原動力になった。日本大戦でも同様の活躍ができるか注目したい。
故障者が続出している日本大は、10月3日の東海大戦以降留学生がいない中で戦っている。ポイントガードとして得点機会を生み出す力を伸ばしている山田哲汰(白樺学園・4年)が、大黒柱としてチームを鼓舞するパフォーマンスを発揮できるかが重要になる。
バスケットボールはチームスポーツだが、ビッグゲームになればなるほど傑出した個の力で勝負が決することも少なくない。チーム全体で粘り強いディフェンスをする神奈川大に対し、日本大は山田を軸に得点を積み重ねられるかが、勝利を手にするための大きな鍵となる。
文:青木崇
青木 崇
NBA専門誌「HOOP」の編集者からフリーのバスケットボールライターとなる。NBAファイナル、NCAAファイナル4、世界選手権などビッグイベントの取材や執筆活動を行なっている。
あわせて読みたい
ジャンル一覧
人気ランキング(オンデマンド番組)
-
中央大 vs. 東海大 第19節 【限定】第102回 関東大学バスケットボールリーグ戦
10月17日 午後6:40〜
-
山梨学院大 vs. 国士舘大 / 中央大 vs. 白鴎大 第18節 【限定】第102回 関東大学バスケットボールリーグ戦
10月11日 午前11:55〜
-
白鴎大 vs. 青山学院大 / 早稲田大 vs. 山梨学院大 / 日本体育大 vs. 明治大 第19節 【限定】第102回 関東大学バスケットボールリーグ戦
10月17日 午前10:55〜
-
明治大 vs. 日本大 / 神奈川大 vs. 東海大 第18節 【限定】第102回 関東大学バスケットボールリーグ戦
10月11日 午前10:55〜
-
早稲田大 vs. 大東文化大 / 日本体育大 vs. 青山学院大 第18節 【限定】第102回 関東大学バスケットボールリーグ戦
10月11日 午前10:25〜
-
中央大 vs. 日本大 / 国士舘大 vs. 東海大 第17節 【限定】第102回 関東大学バスケットボールリーグ戦
10月10日 午後12:55〜
-
明治大 vs. 国士舘大 / 早稲田大 vs. 日本体育大 / 日本大 vs. 白鴎大 第20節 【限定】第102回 関東大学バスケットボールリーグ戦
10月18日 午前10:55〜
-
早稲田大 vs. 明治大 / 青山学院大 vs. 大東文化大 第17節 【限定】第102回 関東大学バスケットボールリーグ戦
10月10日 午前10:55〜
J SPORTSで
バスケットボールを応援しよう!
