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バスケットボール コラム 2026年10月13日

【10月17〜18日開催:オータムリーグ 展望】東海大はあと1勝で優勝。2位争いと残留争いも激化

バスケットボールコラム by 青木 崇
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2位に4勝差をつけている東海大は、10月17日の中央大戦に勝てば優勝が決まる。また、それ以前に2位の日本体育大が明治大に敗れた場合も、東海大の優勝が確定する。日本体育大は明治大との直接対決を残しているが、順位決定で優位に立つためには、20点差以上の敗戦を避ける必要がある。中央大は日本体育大との対戦成績が1勝1敗で、直接対決の得失点差はマイナス6。今週末に連勝できれば、2位争いでも優位に立てる。

3位の明治大と4位の中央大が11勝7敗、5位から8位の4校が10勝8敗。この6校に関しては、最終日まで順位が変動する可能性が高い。明治大は、控えのビッグマンである石川晃希(宇都宮工・3年)が足の故障で長期離脱。さらに、武藤俊太朗(開志国際・4年)も10日の早稲田大戦の第3クォーターに左足を痛め、11日の日本大戦を欠場した。明治大が3位の座を維持するためには、早稲田大戦で20点ずつを記録した時のように、塚田大聖(土浦日本大・4年)と齋藤翔太(土浦日本大・3年)のフォワード2人が活躍することが重要になりそうだ。

4位の中央大はここ5試合で4勝と好調。ひざの大ケガから復帰した深澤桜太(土浦日本大・3年)は、25分程度プレーすることに医師からOKが出ている。カッター勲生(名古屋・4年)とプレータイムを分け合えることは、チームにとって大きな強みだ。坂口大和(北陸学院・4年)、高山鈴琉(東海大付属諏訪・4年)、石口直(東海大付属諏訪・4年)のガードトリオは、得点力でもゲームメイクでも相手にとって脅威。オータムリーグの残り4試合とインカレに向けて、より注目に値するチームと言っていい。

入れ替え戦回避をめぐっては、6勝12敗で9位の日本大を、国士舘大と神奈川大が1勝差で追っている。日本大は留学生2人が欠場する中、司令塔の山田哲汰(白樺学園・4年)をチームメイトがいかにサポートできるかが鍵。11日の明治大戦で13点、10リバウンドのダブルダブルを達成したフォワードの世戸陸翔(福岡第一・3年)が、今週末の2試合で勝利に貢献できるかに注目したい。国士舘大と神奈川大の一戦は、1部残留を懸けたサバイバルゲームとなる。

最下位の青山学院大は、9~11位の3チームが今週末にそれぞれ1勝すると、入れ替え戦出場が決まる。厳しい状況に変わりはないが、目の前の試合に勝つことを目指して最後までハードに戦い続けることを期待したい。

注目のカード

国士舘大対神奈川大(10月17日)
10位と11位の直接対決。勝ったチームは、入れ替え戦回避に向けて一歩前進できる。8月29日に対戦した1巡目は、神奈川大が65対60というロースコアを制した。国士舘大の留学生2人をそれぞれ9点ずつに抑えたことなど、伊藤ハリー大河(浜松学院・4年)らのフロントラインのハードワークが勝因の一つになった。今回は、2巡目に入って出場機会が増えている小林秀康(拓殖大紅陵・3年)がインサイドで存在感を発揮できるかが、試合の行方を左右しそうだ。

国士舘大としては、留学生のインサイドでの強みを生かすとともに、岡崎大智(習志野・3年)らが3Pを高確率で決め、主導権を握りたいところだ。フォワードの関峻作(日本大第三・4年)が序盤から積極的にアタックを仕掛け、リズムをつかめるかも、粘り強い神奈川大のディフェンスを崩すうえで重要なポイントになるだろう。

中央大対東海大(10月17日)
アリーナ立川立飛で、B1に所属する立川ダイスの試合に続いて中央大のホームゲームとして開催される一戦。東海大としては、今季から立川を指揮する陸川章前ヘッドコーチが見守る中で優勝を決めることを目指す。中央大は深澤が復帰して以降、チーム力が着実に上がっている。高山が司令塔を務める一方、勝負どころでのプレーメークや得点では坂口の役割が大きくなる。

東海大としては、坂口と高校時代の同級生である直井隼也(北陸学院・4年)が、粘り強いディフェンスで坂口のリズムを崩せるかがポイントになる。オフェンスに目を向けると、東海大では司令塔の轟琉維(福岡第一・4年)が調子を上げている。10月10日の国士舘大戦で20点をマークしたことも、チームにとって心強い材料だ。轟と高山のマッチアップは、試合の流れを左右するポイントとして注目に値する。

文:青木崇

青木 崇

青木 崇

NBA専門誌「HOOP」の編集者からフリーのバスケットボールライターとなる。NBAファイナル、NCAAファイナル4、世界選手権などビッグイベントの取材や執筆活動を行なっている。

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