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バスケットボール コラム 2026年9月30日

【B.PREMIER:千葉ジェッツ対アルバルク東京】展開の速いオフェンスを好む両チームによるハイスコアの試合を期待

バスケットボールコラム by 青木 崇
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B.PREMIERの開幕戦を1勝1敗で終えた両チームの対戦。千葉ジェッツは昨季スペインのトップリーグACBを制したバレンシアでアシスタントコーチをしていたアドリアン・コヴァーチをヘッドコーチとして招聘した。千葉はバレンシアのシステムを導入しており、速い展開に持ち込み、選手とボールを活発に動かし得点を狙いに行く。

東京サンロッカーズ(東京SR)との初戦は、いきなり0-14というスロースタートを切ったが、ペースを落とすことなく攻め続けた結果、3Qで逆転して一気にリードを広げて勝利した。2戦目は後半で52点を献上するなど、ディフェンスに課題が残る形で東京SRに敗れている。

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アルバルク東京(A東京)は琉球ゴールデンキングスとの開幕戦で、今季から採用されているオンコートフリーを最大限活かしての勝利を手にした。ライアン・ロシター、ディー・ジェイ・ホグ、キヨンテ・ジョンソン、ラクラン・オルブリッチ、小酒部泰暉のラインナップは、高い得点力を誇るオフェンスと強固なディフェンスで相手の脅威になれる。

千葉としては、新戦力のマット・コステロが左足のケガで故障者リスト入り。インサイドでも3Pショットでも得点できるビッグマンの不在は、A東京のオン・ザ・コート・フリー・ラインナップの対応が難しくなる可能性がある。ジョンソンへのマッチアップはネイト・ウィリアムズに当てたいところだが、フィジカルが強い原修太に任せる時間帯も多くなりそうだ。

ウィリアムズは東京SRとの2試合で27.5点とオフェンスを牽引し、富樫勇樹もベンチから出てきての25点でゲーム1の勝利に貢献した。渡邊雄太とルーク・メイが攻防両面でチームを支えているが、千葉としてはA東京のオン・ザ・コート・フリー・ラインナップと互角に渡り合えるかが、勝利への鍵になるだろう。

ライアン・リッチマンコーチが率いるA東京は、ルカ・パヴィチェヴィッチ、デイニアス・アドマイティスの強みだったセット・オフェンス重視からアップテンポなスタイルに移行。まだ2試合とはいえ、平均ポゼッション数が昨季の71.8から74.7まで上昇していることからも、シーズンを通じてアップテンポな試合が期待できるのではないか。

オン・ザ・コート・フリー・ラインナップでは、ボールハンドリングを5人全員に任せられる。ビッグマンながらゲームメイクができるロシターの存在は、司令塔のテーブス海がベンチに下がってもオフェンスの遂行で大きなマイナスになることはない。ホグもボールハンドリングを任せられるビッグマンであり、ジョンソンは個の力で打開する能力を持つ。オルブリッチは身体能力の高さとペイント内での得点力があることも、オン・ザ・コート・フリー・ラインナップ相手にとって脅威でしかない。

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ホグは昨季まで所属した古巣との対戦。オールラウンドなスキルと非凡な身体能力を持っていることからすれば、千葉が渡邊をマッチアップさせることになれば、ファンにとっても見逃せないマッチアップになるだろう。

この試合の注目ポイントとしては、3Pショットの成功数と確率になるだろう。両チームとも勝利した開幕戦では10本成功。A東京は40%という高確率で決めていた。試合の行方を左右しそうな3Pショットで注目したい選手としては、千葉はアジア競技大会で自信をつかんだ金近廉、A東京は6本中4本成功している小酒部を挙げたい。

文:青木崇

青木 崇

青木 崇

NBA専門誌「HOOP」の編集者からフリーのバスケットボールライターとなる。NBAファイナル、NCAAファイナル4、世界選手権などビッグイベントの取材や執筆活動を行なっている。

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