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バスケット ボール コラム 2023年7月24日

【インターハイプレビュー】昨年悔しい思いをした開志国際が大本命。対抗勢力は福岡第一と藤枝明誠か

ウインターカップコラム by 青木 崇
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昨年、ウインターカップ初制覇を成し遂げた開志国際は、U19代表としてワールドカップを経験した武藤俊太朗、オールラウンドなPFの介川アンソニー翔、バシール・ファイサル・モハメッドというフロントラインを支えた3人が卒業。しかし、澤田竜馬と平良宗龍に加え、高い身体能力を持つ中島遙希が中心選手の一人となりつつある。

ネブフィ・ケルビン・シュミリーがフロントラインの軸になるが、北信越大会では控えに出場時間を与えながら、着実に勝利しての優勝。インターハイに向けて富樫英樹コーチは、「今年はサイズダウンしたけど、今まで戦ってきた開志国際らしい、守って走って速い展開をできればと思う。ケガ人が治ってきたのは大きいし、(ローテーションはフリッシュ)ニコラス聖を入れて7人かな」と語る。ニコラスの成長を富樫コーチが実感していることは、サイズアップという点でプラス材料と見ていいだろう。

春のKAZUカップで福岡第一に大勝するなど、今年の開志国際は圧倒的と言っていいくらいに強い。しかし、残り5秒で逆転された昨年のインターハイ決勝の悔しさは忘れていない。成功を手にするためのカギは、経験豊富な澤田と平良が握っていると言っていい。

昨年の大会で優勝し、ウインターカップで準優勝となった福岡第一は、チームの中心だったガード陣の轟琉維と城戸賢心が卒業。しかし、昨年の決勝で逆転の3Pショットを決めた崎濱秀斗を軸に、強固なディフェンスと速攻で相手を圧倒するスタイルは健在だ。予選でライバルの福岡大附属大濠を倒し、九州大会では崎濱、山口瑛司がケガで欠場という試合がありながらも、決勝戦では延岡学園相手に35点差で大勝している。春に大敗した開志国際にチャレンジする機会を得るためには、同じブロックの藤枝明誠を倒さなければならない。

藤枝明誠は昨年のウインターカップで福岡大附属大濠の2連覇を阻んで3位になったチームで、インサイドで圧倒的な存在感を誇るボヌ・ロードプリンス・チノンソ、得点センス抜群の赤間賢人を軸に、静岡県勢の男子チームとして初の頂点を目指す。ロードプリンスと赤間の活躍は絶対条件になるが、ビッグゲームで勝つためにはチームメイトたちがこの2人をいかにサポートするかにかかっていると言える。

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