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バスケット ボール コラム 2020年12月29日

2020ウィンターカップ総括:印象に残った10の出来事  | ウインターカップ 2020 レビュー【総括】

ウインターカップコラム by 青木 崇
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山崎一渉

仙台大附明成・山崎一渉

仙台大附明成と桜花学園の優勝で幕を閉じた2020年のウィンターカップ。例年同様にいろいろなドラマやストーリーを生み出した今大会について、筆者が印象に残ったことを男女5つずつピックアップしてみた。

オールラウンダーとして来年がさらに楽しみな仙台大附明成・山崎一渉

本来先発だった菅野ブルースと加藤陸を故障で欠きながらも、見事6度目の頂点に立った仙台大附明成。エースの山崎一渉は東山との決勝戦で大きな期待に応え、決勝点となるジャンプショットを決めるなど25点、10リバウンドをマークした。非凡な運動能力と素晴らしいシュート力は、日本のバスケットボール界にとって宝と言えるもの。佐藤久夫コーチの下であと1年、より高いスキルを身につけることですごいオールラウンダーに成長する可能性を秘めている。卒業後は大先輩八村類に続き、NCAAディビジョン1の大学でぜひプレーしてほしい選手だ。

多くの選手を起用できるチームを見事に作り上げた東京成徳大

桜花学園との決勝戦で敗れたものの、東京成徳大は女子で最も印象に残ったチームだった。ウィンターカップのような一発勝負の大会では、どうしてもスターターの5人が長い時間出場するチームがどうしても多くなる。しかし、準決勝の札幌山の手戦における東京成徳大は、出場した9人全員が得点とアシストを記録。山田葵のゲームメイク、須田理恵と佐坂光咲のシュート力を武器に、どの選手もしっかり仕事ができるチームを作り上げた遠香周平コーチの手腕は称賛に値する。最長身が177cmと決して大きいチームでないながらも、ボールと選手が連動するオフェンスが素晴らしかったことは、平均96点、6試合で65本の3Pショットを決めていたことでも明らかだ。

男子ベストゲーム:仙台大附明成対福岡第一

仙台大附明成と東山の決勝戦は素晴らしいゲームだった。しかし、点差が2ケタに広がることがなく、最初から最後まで拮抗した展開という意味では、準々決勝で対戦した2校の戦いをベストにした。福岡第一の持ち味である厳しいディフェンスからの速攻を限定させ、チームを牽引してきた山崎一渉を4Qになってから3年生の越田大翔、山内ジャヘル琉人、山内シャリフ和哉がビッグプレーを連発して勝利をゲット。これが大きな自信となって、仙台大附明成は頂点に駆け上がったと言えるだろう。

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