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バスケット ボール コラム 2020年12月7日

第72回全日本大学バスケットボール選手権大会(インカレ) プレビュー | 優勝候補筆頭・東海大学の牙城は崩されるのか!?

バスケットボールレポート by 片岡秀一
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第72回全日本大学バスケットボール選手権大会(インカレ)

12月7日(月)から13日(日)にかけて、第72回全日本大学バスケットボール選手権大会が開催される。本来はオリンピックイヤーとなるはずだった2020年度は、新型コロナウィルス感染拡大防止策に伴い、各地域、各大学で競技活動に制限を余儀なくされ、別の意味で特別なシーズンとなった。

混乱と混沌が包む中、全国各地のチームが活動を模索し、春先以降に段階的に活動を再開してきた。その、全国の大学バスケットボールチームの代表が本選手権の出場チームである。本記事では、優勝争いを軸に見所を紹介するが、それぞれの環境や状況に合わせ、話し合いを重ね、決して歩みを止めず、苦境を乗り越えた全チームが注目に値し、次年度以降へと続く確かな礎を築いているであろう事を冒頭で述べておきたい。

本大会の優勝候補筆頭には、オータムカップを優勝した東海大学が挙げられるだろう。変則的な大会の中、拓殖大学、専修大学、白鴎大学、大東文化大学に勝利して優勝を掴んだ大会では、完成度が際立った。昨シーズンは、準々決勝で専修大学に敗退。悔しさを乗り越え、伝統のディフェンス力に磨きをかけて、勝ち取った勝利には、優勝以上に、東海大学の存在感を改めて知らしめたインパクトがあった。

脚力やフィジカルコンタクトの強さ、また、献身性だけではなく、DFにおけるチーム戦術の遂行能力も極めて高く、ゴールを狙う相手チームに立ち塞がった。対戦チームにとっては、屈強で、統率の取れたディフェンスに屈するシーンも多く、戸惑いが漂う時間帯も多かった。また、高いレベルでパフォーマンスを発揮できる選手も多い為、一試合を通じてディフェンスの強度も下がらない事も東海大学の強みである。

また、相手のミスを見逃さないのはオフェンスでも同様だ。オータムカップでは、ピック&ロールを起点にゴールへ攻め込む際、DF側の対応を見極め、攻め手を瞬時に切り替える判断力が光った。戦術眼と技術を多くの選手が携えている為、DF側の連係ミスの歪みを見逃さない。少しのミスを突き、得点を重ねていった。

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