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野球 コラム 2026年10月30日

今井達也、アストロズ2年目はローテ争いからスタート

MLBコラム by 山田 結軌
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今井は先発ローテ争いへ

アストロズの今井達也(28)は、来季も先発ローテーションを争うことになりそうだ。

米紙『ニューヨーク・ポスト』のジョン・ヘイマン記者は10月29日(日本時間30日)、今井が今オフのオプトアウト(契約を途中で破棄してFAになる権利)を行使しない見通しだと報じた。契約は残り2年総額3600万ドル(約56億8300万円)。2027年終了後にも再びオプトアウトできる。

「本当に8割9割は苦しいというか、苦労したことが多かったシーズンですけど、来年、再来年と糧になるようなシーズンだったかなと思います」

メジャー1年目は23試合(15先発)で6勝4敗、防御率4.93。76回2/3を投げ、97三振、51四球だった。4月に右腕の疲労で負傷者リスト入りし、復帰後も制球に苦しむ試合が続いた。7月27日のエンゼルス戦では2/3回で4四球、2失点。31日に先発ローテーションを外れ、救援へ配置転換された。

中継ぎ転向後は8試合で18回、防御率2.00、25三振。数字は改善したが、登板間隔は長かった。8月3日から12日は中8日、12日から20日は中7日。次の9月1日までは中11日で、その後も中7日、中6日、中3日、中6日だった。救援転向後の登板間隔は平均中6.9日。登板機会は限定的だった。背景にはレギュラーシーズンでのイニング数に応じた出来高が影響した可能性が高い。

契約には2026年の投球回数に応じた年俸上昇条項もあった。80イニング到達なら2027年に200万ドル(約3億1600万円)、2028年に100万ドル(約1億5800万円)が加算される。今井は76回2/3で終了し、最初の基準まで3回1/3届かなかった。2027年の年俸は1800万ドル(約28億4100万円)のままだ。

春季キャンプ中、ライブBPで投げる今井

来季は再び先発ローテーションへの挑戦が待つ。現有戦力では、ハンター・ブラウン(28)が20先発、107回1/3を投げて6勝4敗、防御率3.19。ピーター・ランバート(29)は29試合先発でチーム最多の155回2/3を投げて8勝10敗、防御率3.82だった。クリスチャン・ハビアー(29)は17試合(12先発)で63回、2勝6敗、防御率5.14。ヘイデン・ウェスネスキー(28)は11先発し、61回で6勝2敗、防御率3.25の成績を残した。

今季は負傷や不振で先発陣の顔ぶれが何度も変わった。今井も春季キャンプからこのローテーション争いに加わることになる。今季は先発陣の負傷や不振も相次いだだけに、オフの補強次第で競争は厳しくなる。

今井には2027年終了後、再びFA市場へ出る選択肢がある。まずは春季キャンプから先発として信頼を取り戻し、ローテーションの座を奪い返す。今季は先発の1枠を与えられてスタートした。しかし、メジャー2年目は競争から始まる。

文/写真:山田結軌(MLBジャーナリスト)

山田結軌(やまだ・ゆうき)

山田 結軌

1983年3月生まれ、新潟県出身。立教大時代にJ SPORTSの野球班でプロ野球中継の現場でスコアブックを書くアルバイトを経験した。サンケイスポーツに2007年4月入社、阪神、広島、楽天などを担当し、2016年2月より大学時代から夢みたMLB取材を続けている。2025年2月に18年間務めたサンケイスポーツを退社しフリーに転身。

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@YamadaMLB

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