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ちなみにこの3人とシャーザーは、いずれもナショナルズが2019年にワールドシリーズ制覇を果たした際の優勝メンバーだが、シャーザー以外はことごとく年俸とパフォーマンスが著しく乖離しているところに、因縁めいたものを感じる。
なお、このランキングの年俸とはベースサラリーであり(ボーナスやインセンティブを含めると、コールとトラウトの順位が入れ替わり、コービンが単独9位になるなど、若干ランキングは変動する)、大谷を例に挙げると、10年7億ドルだから1年あたり7000万ドルという計算上の額である。
既に報じられたように大谷の場合、年俸の大部分が後払いになっており、2024年の実際の給料は200万ドル(約3億円)『のみ』である。とは言え、エンドースメント契約(肖像権利用などの契約)による収入を含めると、大谷の今季の収入はMLBトップの6700万ドル(約100億円)となる。年俸後払いであろうが何であろうが、いずれにせよMLBでトップ。さすが『ユニコーン』である。
ちなみに、純然たる野球のプレーで、2024年に支払われる金額のランキングとなると、5500万ドル(約82.5億円)を稼ぐ山本が堂々のトップとなる。山本の場合、契約ボーナスの5000万ドル(約75億円)が大きく物を言っており、同ランキングでは、2位にホセ・アルトゥーベ(4100万ドル/約61.5億円)、3位タイにデグロームとジャッジ(4000万ドル/約60億円)、そして5位にレンドン(3800万ドル/約57億円)が続いている。
※3月28日にウィル・スミス(ドジャース)が、10年総額1億4000万ドル(約210億円)で契約延長。2024年に支払われる金額は3855万ドル(約58億円)で5位にランク。
さて、上記の年俸ランキングだがポジション別にすると、二刀流の大谷を勘定に入れなかったとしても、先発投手が6人で最多となっている(残りは外野手と内野手が2人ずつ)。
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