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野球 コラム 2023年10月30日

【横浜好き】社会人No.1野手、最速153キロのサイドハンド、最速149キロ&高校通算31本塁打の『二刀流』。ベイスターズのドラフト上位3選手紹介

野球好きコラム by 大久保泰伸
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2位では名城大学の松本凌人を指名。最速153キロのサイドハンド右腕の松本は、神戸国際大付高校では3年夏の県大会準優勝が最高で、甲子園は未出場。進学した名城大学では1年秋からリーグ戦に出場し、主にリリーフながら2年春に4勝、3年春は5勝でチームの優勝に貢献しています。

大学選手権には2年時と3年時に出場していずれもベスト8、3年時に出場した明治神宮大会ではベスト4に進出。大学選手権では2、3年とも初戦に先発して完封勝利をマークするなど、先発、リリーフどちらでも期待できる逸材と言えそうです。同大学からは同じ2位で岩井俊介投手が福岡ソフトバンクに指名されており、会見では「(2人でセとパの)新人王の取り合いをしたい」と抱負を語っています。

3位の武田陸玖は、山形中央高校で投げては最速149キロ、打っては高校通算31本塁打の『二刀流』で話題になった選手です。投手としては左腕から力のある速球だけでなく、切れ味鋭いスライダーやチェンジアップを駆使する本格派で、3年夏の県大会準々決勝では9回2失点完投でソロ本塁打も放つなど、スカウトからは投手、野手とも一級品の評価を受けています。

2年、3年とも夏の県大会で準優勝に終わり、甲子園出場はありませんでしたが、大会後には台湾で行われたU-18ワールドカップで高校日本代表に選出され、3試合に登板して1勝1セーブ、打撃でも11打数4安打3打点と活躍し、チームの初優勝に貢献しました。

一番のアピールポイントは「とにかく野球が好きで、誰よりも野球を楽しんでいること」という生粋の『野球小僧』は、プロでも二刀流挑戦に意欲を見せています。

文:大久保泰伸

大久保泰伸

フリーライター、編集者。1969年広島市生まれ、現在は神奈川県在住。出版社勤務を経て、20世紀の終わり頃に独立。別冊宝島野球シリーズの執筆、編集や広島などのOBの著書の編集協力などを行い、同社のプロ野球選手名鑑は創刊時から現在まで関わる。記者活動は2009年にベースボール・タイムズ紙の広島担当でスタートし、15年から野球専門サイトのフルカウントで広島、18年からはDeNA担当も兼務した。

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