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野球 コラム 2023年10月23日

【横浜好き】ベイスターズ、「横浜頂戦」のシーズンが終戦

野球好きコラム by 大久保泰伸
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前回のコラムで『1点を争う展開になりそう』と書きましたが、予想通りの試合内容で、いずれも終盤勝負で敗れる結果となってしまいました。球団タイ記録の12連勝と今季は無双状態だった東がレギュラーシーズン最終戦に続いてチームを勝利に導けず、今永も6回途中で降板と、消化不良の結果に。

佐野恵太の離脱が不安視された打線は、初戦は12安打、第2戦も7安打を記録しましたが、いずれも2得点のみ。要所でミスが目立ち、課題が露呈する形となりました。

連敗で終わったクライマックスシリーズでMVPというのはお門違いかもしれませんが、投手では伊勢がチーム唯一となる2試合無失点と好投を見せています。野手では1番・ショートで起用された林が、初戦はマルチ安打、守備でも失点のピンチを切り抜ける好守を披露。

8番で起用された関根は、2試合で8打数5安打1犠打と活躍しています。6年ぶり2度目となる首位打者のタイトルを獲得した宮崎は、初戦で一時は同点となる2ランを放つなど、2試合で9打数3安打の打率.333をマークしましたが、最多安打、最多打点の牧は9打数1安打と、結果を残せませんでした。

過去10年間ではチーム初となる2年連続シーズン勝ち越しで、クライマックスシリーズ進出を果たし、来年こそ、と期待がかかりますが、第3戦があれば復帰先発が予想されていたバウアーの来季去就が微妙で、今永のMLB移籍が確実と言われており、外国人選手では、長年チームを支えたエスコバー、ソトが退団という報道もあります。

今季は米独立リーグでプレーした筒香嘉智の日本復帰という話もありますが、いずれにしても、来季は大きく変わったチームで『26年ぶり』の栄冠へ再出発ということになりそうです。

文:大久保泰伸

大久保泰伸

フリーライター、編集者。1969年広島市生まれ、現在は神奈川県在住。出版社勤務を経て、20世紀の終わり頃に独立。別冊宝島野球シリーズの執筆、編集や広島などのOBの著書の編集協力などを行い、同社のプロ野球選手名鑑は創刊時から現在まで関わる。記者活動は2009年にベースボール・タイムズ紙の広島担当でスタートし、15年から野球専門サイトのフルカウントで広島、18年からはDeNA担当も兼務した。

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