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野球 コラム 2023年10月17日

【広島好き】CSファイナルステージ、今季の阪神戦のデータを振り返る。打線のキーマンは野間峻祥

野球好きコラム by 大久保泰伸
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プロ野球2023クライマックスシリーズ

【ハイライト】広島 vs.横浜DeNA(10月15日)|カープがファーストステージ突破!

しかし、2022年シーズンを見ると、西川が11打数6安打の.545、菊池が8打数5安打の.625、坂倉将吾が8打数3安打の.375、小園海斗が9打数3安打の.333、野間は6打数3安打の.500と高打率を残しており、各打者としては、さほど苦手意識はないのかもしれません。

今季は防御率のタイトルを獲得するなど、大ブレイクの村上とは3試合の対戦で1勝2敗、防御率2.53。個別成績では、野間が9打数4安打の.444、小園が9打数3安打で.333をマークしています。

3投手の対戦成績でいずれも名前が挙がった野間は、対阪神の全体成績を見てもチームトップの.365をマークしており、ファイナルステージのキーマンと言えるかもしれません。

続いて上本が今季の阪神戦で.344、西川も同.306をマークしていますが、もう1人、注目したいのが松山竜平で、今季は阪神戦で.400を記録しています。松山の場合は、今季は大竹、伊藤将とは対戦がなく、村上にも.286と特出した数字は残していませんが、それでこの高打率は、代打での打率が高いということでしょう。

事実、阪神戦ではセ・リーグ相手の自身トップである9打点をマークしており、ここ一番での切り札として期待できそうです。

投手陣を見ると、初戦の先発が予想されている九里亜蓮は、今季の阪神戦は5試合で0勝2敗ですが、対戦防御率は2.61とまずまずの数字。ファーストステージで先発した床田寛樹は今季の阪神戦で4試合に先発して2勝2敗、防御率3.10ですが、森下暢仁は5試合で0勝4敗、防御率4.55と苦手としています。

阪神の打者で、今季のカープ戦で高打率を残しているのは、やはり近本光司(.333)と中野拓夢(.353)の1、2番コンビで、他では対戦打率.328、3本塁打、14打点で『カープキラー』と呼ばれるルーキー森下翔太、さらに打率こそ.241ですが、5本塁打を打たれている佐藤輝明の一発に警戒が必要です。

文:大久保泰伸

大久保泰伸

フリーライター、編集者。1969年広島市生まれ、現在は神奈川県在住。出版社勤務を経て、20世紀の終わり頃に独立。別冊宝島野球シリーズの執筆、編集や広島などのOBの著書の編集協力などを行い、同社のプロ野球選手名鑑は創刊時から現在まで関わる。記者活動は2009年にベースボール・タイムズ紙の広島担当でスタートし、15年から野球専門サイトのフルカウントで広島、18年からはDeNA担当も兼務した。

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