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野球 コラム 2023年9月29日

【横浜好き】残り4試合、ラストスパートでクライマックスシリーズ進出とさらにその先へ。『週刊ベイスターズいいとこどり』

野球好きコラム by 大久保泰伸
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ハマスタで連敗の嫌なムードを断ち切ったのが、25日に今季巨人戦初登板となった大貫晋一。決め球のフォークボールが冴え渡り、7回途中まで11奪三振で無失点の好投。2四球でピンチを迎えた7回は伊勢大夢、エスコバーが好リリーフで得点を許さなかった。8回はウェンデルケン、9回は森原康平の必勝リレーで最小得点での完封勝ち。2回の林琢磨のタイムリーが、両チーム通じて唯一の得点となった。

26日も3回に大田のタイムリーで挙げた1点のみで、2試合連続1-0のスコアで大事な3連戦の勝ち越しを決めた。先発の東は2回に1死満塁、3回にも1死1・2塁とピンチを迎えたが、タイムリーは許さず8回無失点で、リーグ最多勝がほぼ確定となる16勝目。自身12連勝は83年遠藤一彦以来となる球団タイ記録、今季の勝率.889は1966年の巨人・堀内恒夫に並ぶセ・リーグ最高勝率に並ぶ数字と、記録づくめの勝ち星となった。

引き分け以上でCS進出が決まる27日のヤクルト戦は、投手陣が崩壊して大量11失点の大敗。先発の坂本裕哉が4回3失点、2番手として登板した濱口も自らの失策に押し出し四球を含む3四球で降板し、後を継いだ中川虎大も失点。3点ビハインドの8回には上茶谷大河が4失点で試合が決まった。打線はソトのタイムリー二塁打と牧のタイムリーなどで反撃したが、8安打で3点と効率の悪い攻めが目立った。

*****

20日から26日までの週間成績を見ると、投手は先発で勝利投手となったのが東と大貫。リリーフではウェンデルケンが3試合で防御率0.00、2ホールド1セーブ、森原が2試合で防御率0.00、2セーブを記録。

「オトコハダマッテナゲルダケ」のエスコバーも3試合で防御率0.00、1ホールドをマークしています。野手は週間打率3割を超える選手がほとんど見当たらず、5試合出場で9打数4安打、同.444の桑原将志が目立つぐらいでしょうか。

MVPは、投手が2試合の先発で15イニングを投げて1失点、2勝をマークした『負けない男』東を文句なしで選出。野手は週間打率こそ.263ですが、9月月間打率.367とハイアベレージを残し、先週も出場した6試合中5試合で安打を放った林を選出したいと思います。

文:大久保泰伸

大久保泰伸

フリーライター、編集者。1969年広島市生まれ、現在は神奈川県在住。出版社勤務を経て、20世紀の終わり頃に独立。別冊宝島野球シリーズの執筆、編集や広島などのOBの著書の編集協力などを行い、同社のプロ野球選手名鑑は創刊時から現在まで関わる。記者活動は2009年にベースボール・タイムズ紙の広島担当でスタートし、15年から野球専門サイトのフルカウントで広島、18年からはDeNA担当も兼務した。

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