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野球 コラム 2023年8月29日

【横浜好き】残り28試合、クライマックスシリーズ進出に向けた戦い。『週刊ベイスターズいいとこどり』

野球好きコラム by 大久保泰伸
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打線は今季2度目の1番起用となった大田泰示が先制タイムリー、ソトが追加点となる9号2ランで東を援護した。8番・三塁で移籍後初スタメンとなった西浦直亨は、2打席ノーヒットに終わった。

敵地での最下位中日との3連戦は、初戦から打線が20安打、今季両リーグ最多の18得点と大爆発。NPB史上初となる新人から3年連続30二塁打を達成した牧秀悟が2本のタイムリー二塁打と犠飛、ソトも3本の二塁打と犠飛で、ともに3安打3打点。佐野恵太は4安打1打点、大田と伊藤光が2安打2打点と、スタメン5人がマルチ安打を記録。

代打勢も満塁走者一掃の二塁打を放った林琢磨が3打点、山本祐大もタイムリーを放った。本塁打ゼロでの18得点は球団史上初、9回に10得点は同73年ぶりの記録となった。

投げては先発のバウアーが8回2失点、7奪三振の好投で10勝目に到達。シーズン128奪三振で球団の外国人最多記録を更新した。27日は一転して11回まで両チームゼロ行進の投手戦。12回に佐野がこの日3安打目となる勝ち越しタイムリー、ソトも貴重な追加点となるタイムリーで延長戦を制した。

先発の石田健大は大島洋平に通算2000安打を打たれるも、6回無失点と好投。7回以降は6投手が無失点リレーで7番手の上茶谷大河が今季2勝目、森原康平が9セーブ目をマークした。

連日の投手戦となった8月最後の日曜日のゲームは、連日の延長12回でサヨナラ負け。約2週間ぶりの先発となった平良拳太郎が6回途中1失点と試合を作り、その後は6投手が無失点に抑えたが、得点は初回に挙げた佐野のタイムリーによる1点のみ。引き分け目前の12回に森原が2死無走者から失点して痛恨のサヨナラ負け。これで日曜日は7月9日以来、勝利がなく、8月は全敗で7連敗となった。

*****

週間MVPは、野手は牧が週間打率.385、ソトが同.346と好調なクリーンアップで、チームの連続無得点イニングを止める2ランなど、6試合中4試合で打点をマークした佐野を選出。

投手は先発で勝ち星を挙げたのは東とバウアーですが、2試合連続延長12回などフル回転したブルペン陣が、伊勢大夢、ウェンデルケン、エスコバーが3試合、石川達也、田中健二朗が2試合で週間防御率0.00と復調の気配を見せています。その中でも2試合無失点で勝利投手にもなった上茶谷を、リリーフ陣を代表しての受賞としたいと思います。

文:大久保泰伸

大久保泰伸

フリーライター、編集者。1969年広島市生まれ、現在は神奈川県在住。出版社勤務を経て、20世紀の終わり頃に独立。別冊宝島野球シリーズの執筆、編集や広島などのOBの著書の編集協力などを行い、同社のプロ野球選手名鑑は創刊時から現在まで関わる。記者活動は2009年にベースボール・タイムズ紙の広島担当でスタートし、15年から野球専門サイトのフルカウントで広島、18年からはDeNA担当も兼務した。

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