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野球 コラム 2023年7月13日

攝津正、比嘉幹貴、阿部翔太、栗林良吏、加藤貴之。プロで活躍した都市対抗野球出身の投手たち

野球好きコラム by 大島 和人
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第94回 都市対抗野球大会

【俺たちの都市対抗】オリックス・比嘉幹貴選手インタビュー

先ほど名前を出した比嘉と阿部翔太(元日本生命)はいずれもオリックスのブルペン陣で活躍している。比嘉は国際武道大学から入社して5年、阿部は成美大学から入社して6年の社会人生活を経験した遅咲きだ。石山泰雅(ヤマハ→東京ヤクルトスワローズ)や酒居知史(大阪ガス→千葉ロッテマリーンズ→東北楽天ゴールデンイーグルス)など、中継ぎとして欠かせない活躍を果たしている都市対抗の卒業生は他にもいる。

加藤貴之(新日鐵住金かずさマジック→北海道日本ハムファイターズ)は拓大紅陵高校から入社し、社会人で5年プレーしてからプロ入りした。かずさ時代も今と同じように制球力、多彩な変化球で勝負する技巧派だった。今や日本ハムのエース格として安定した投球を見せている。

2019年の第90回大会で橋戸賞を受賞した須田幸太(JFE東日本→横浜DeNAベイスターズ)のように、プロで経験を積み、社会人に復帰して「もう一花」を咲かせた例もある。最短距離で出世していく選手もいるが、社会人野球があったからこそプロや世界の大舞台に進出できた人材は多い。社会人野球は日本野球の生態系を豊かにする、大切なカテゴリーだ。

文:大島和人

大島 和人

大島 和人

1976年神奈川県で出生。育ちは埼玉で現在は東京都町田市に居住。早稲田大学在学中にテレビ局のリサーチャーとしてスポーツ報道の現場に足を踏み入れた。卒業後は損害保険会社などの勤務を経て、2010年からライター活動を開始。現在はサッカーやバスケ、アマチュア野球など多彩なボールゲームの現場に足を運んでいる。Twitter(@augustoparty

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