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野球 コラム 2023年6月21日

【広島好き】交流戦は勝率5割をキープ。貯金「2」でリーグ戦再開。『週刊カープいいとこどり』

野球好きコラム by 大久保泰伸
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こちらも4試合全てで安打を記録し、うち3試合で2安打、17日は二塁打2本の活躍だった。西川は週間打率.375、坂倉は同.438と絶好調と言える状態だが、気になるのが打点。坂倉は2、西川に至っては0と、主軸の好調がチームの成績につながらない遠因となっている。

◆両外国人不発で期待は林、末包の若手大砲候補か

不振で二軍落ちしたマクブルームと、ほぼ入れ替わりのような形で再昇格となったデビッドソン。先週は會澤翼がスタメンマスクの際の2試合で5番を任されるなど、4試合でスタメン、代打で1試合に出場したが、週間打率.188、0本塁打、1打点に終わった。

一発で試合の流れを変える両外国人が機能しない中、プロ2年目の末包昇大が13日に今季一軍初昇格。13日に代打で二塁打を放つと、15日はスタメン7番で1安打、16日は先制点となる今季1号本塁打を放った。右の末包に対して、左の大砲候補として期待される林晃汰は7番・一塁で4試合にスタメン出場。代打も含めて5試合出場で同.214、0本塁打、1打点と結果は残せなかったが、13日には2打席連続二塁打を記録しており、左右の『和製大砲』覚醒の期待がかかる。

◆今季初登板、期待の若手が結果を残せず

18日の交流戦最終戦では、ドラフト5位の河野佳がプロ初先発。初回から3点の援護をもらったが、4回に2失点、勝利投手の権利がかかった5回には3失点で逆転され、苦いプロ初黒星となった。

この試合では、2021年ドラフト2位の森翔平が3番手として今季初登板となったが、外崎修汰に2ラン本塁打を浴びて、2/3イニングで2失点。シーズン前には先発、リリーフで左右の新戦力として期待された2人だけに、リーグ戦再開後の奮起が期待される。

*****

週間MVPは九里亜蓮、森下暢仁と主軸投手が結果を残す中、やはり重要な試合で今季一番の完封劇を見せた床田、野手は週間打率.300で14日は勝ち越し二塁打にサヨナラ打、15・17日にも適時打と、印象に残る活躍を見せた野間峻祥を選出したいと思います。

文:大久保泰伸

大久保泰伸

フリーライター、編集者。1969年広島市生まれ、現在は神奈川県在住。出版社勤務を経て、20世紀の終わり頃に独立。別冊宝島野球シリーズの執筆、編集や広島などのOBの著書の編集協力などを行い、同社のプロ野球選手名鑑は創刊時から現在まで関わる。記者活動は2009年にベースボール・タイムズ紙の広島担当でスタートし、15年から野球専門サイトのフルカウントで広島、18年からはDeNA担当も兼務した。

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