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野球 コラム 2023年6月13日

【横浜好き】パ・リーグ上位との対戦は3勝3敗。週間MVPは週間打率.455の牧秀悟、投手はチームの連敗を3で止めた東克樹。『週刊ベイスターズいいとこどり』

野球好きコラム by 大久保泰伸
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9日からの前年日本一チームとの3連戦では、山下舜平大、宮城大弥とオリックスが誇る左右の若手強力先発陣を攻略。9日はオースティンの先制打と牧のタイムリーに相手失策も絡んで、6回までに4得点。投げてはバウアーが初登板以来、6試合連続被本塁打を記録するも、7回2失点の粘投で3勝目を挙げ、山下のデビューから先発で6連勝のNPB新記録を阻止した。

11日は、今季2完封でここまで5勝の宮城から2回までに7得点の猛攻。4試合ぶりのスタメン復帰した宮崎が、初回に満塁走者一掃の先制タイムリー二塁打を放ち、ソトもタイムリーで続いて4得点。2回には桑原のソロ、牧2ランでリードを広げた。宮崎は5回にもソロ本塁打を放ち、この日の打線は7安打で8得点、7安打中6本が長打と凄まじい攻撃だった。敗れた10日も佐野と牧の3、4番に7番に入った大和が2安打と、打線組み替えの成果は見られた。

*****

週間成績は、投手陣では東、バウアー、大貫晋一と勝ち試合全てで先発投手に白星が付いています。11日の大貫は序盤の大量援護をバックに6回3失点で今季2勝目をマークしました。リリーフ陣では、クローザーの山崎康晃が2試合に登板して1失点で週間防御率4.50も2セーブを記録。無失点だったのはウェンデルケン(2試合)と入江大生(1試合)、坂本裕哉(1試合)の3人で、伊勢がチーム最多の4試合登板で同4.91、三嶋一輝が2試合で同16.20、上茶谷大河と中川虎大がいずれも1試合で同9.00となっています。

野手では、週間打率.455の牧が10安打、18塁打で同OPS1.318と、1人で攻撃陣を引っ張っています。他に週間打率3割をマークしているのは、4試合でスタメン出場は2試合のみの宮崎(同.300)ぐらいで、オースティン(同.211)、ソト(同.250)、両外国人に佐野(同.231)、好調だった関根(同.231)も週間打率は2割台と全般的に低調だったことは否めません。

週間MVPは、野手は数字から見ても牧の一択で決まりでしょう。投手は、自身登板2連勝とようやく本領発揮の兆しをが見えてきたバウアーもいますが、苦しい状況だったチームの連敗を3で止めた東を選出したいと思います。

文:大久保泰伸

大久保泰伸

フリーライター、編集者。1969年広島市生まれ、現在は神奈川県在住。出版社勤務を経て、20世紀の終わり頃に独立。別冊宝島野球シリーズの執筆、編集や広島などのOBの著書の編集協力などを行い、同社のプロ野球選手名鑑は創刊時から現在まで関わる。記者活動は2009年にベースボール・タイムズ紙の広島担当でスタートし、15年から野球専門サイトのフルカウントで広島、18年からはDeNA担当も兼務した。

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