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野球 コラム 2023年6月12日

【ハイライト動画あり】明治大学、日本一にあと一歩届かず。全日本大学野球選手権

野球好きコラム by 明大スポーツ新聞部
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第72回 全日本大学野球選手権大会

【ハイライト動画】決勝 明治大学 vs. 青山学院大学 プロ注目の常廣羽也斗が完封勝利

◆決勝 vs.青山学院大学戦

決勝のマウンドを任されたのはリーグ戦の早大戦から公式戦17回連続無失点中の村田賢一投手(商4=春日部共栄)。優れた制球が持ち味の村田だが、立ち上がりからまさかの乱調。青学大の2番・佐々木に死球を出すと、相手クリーンアップに連打を浴び、先制される。その後も内野ゴロの間に加点され、2失点で初回の投球を終えた。

村田は2回裏を三者凡退にまとめたが、3回裏は味方のミスもあり再び失点。4回裏にも適時打を浴び、そこで交代を告げられる。「気持ち的な部分で何か違った部分があった」(村田)。リーグ戦からチームを支えてきたエースにとって、悔しいマウンドとなった。

2番手として登板したのは藤江。1死二塁のピンチを切り抜けると、5回裏も無失点に抑え、2日連続で完璧な投球を披露した。6回裏からは、蒔田稔投手(商4=九州学院)がマウンドに上がる。春季リーグ戦の胴上げ投手は、3回無失点被安打1の力投を見せ、攻撃陣の奮闘を待った。

しかし、明大が誇る強力打線は、青学大のエース・常廣に阻まれた。9回2死走者無し、あと1死で優勝の夢がついえる場面では、小島と榊原七斗外野手(情コミ1=報徳学園)の下級生コンビが、連打で意地を見せる。

応援曲『神風』が地鳴りのように響き渡る中、打席には堀内。明大の切り込み隊長は冷静にボールを見極め、5球目のストレートを力強く振り抜いたが、打球は最後まで立ちはだかった常廣につかまれ投ゴロ。この瞬間、明大の春が終わった。

目の前で青山学院大学の歓喜の瞬間を見届けた明治大学

この試合では、小島が2出塁でリーグ戦の首位打者・飯森太慈外野手(政経3=佼成学園)は3出塁の活躍を見せた。飯森は打率5割でリーグ戦に続く今大会の首位打者に。そして、全試合でスタメンマスクを被り、明大投手陣を3試合連続完封勝利に導いた小島は敢闘選手賞に輝いた。

長い春が終わり、昨年秋の明治神宮大会に続く、夢の秋春連覇はあと一歩のところで成し遂げられなかった。悔しさを糧に、六大学リーグ戦4連覇、そして2年連続の3冠達成に向けて、猪軍団の戦いはまだまだ続く。

文:橘里多、李翔恩/写真:栗村咲良、中村謙吾(明大スポーツ新聞部)

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明大スポーツ新聞部

1953年(昭和28年)創部。現在明治大学において唯一の学生新聞部。明治大学体育会43部の競技成績や、学内外の話題を幅広く紙面・WEBサイト上にて掲載、発信。 現在の部員数は56名。

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