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野球 コラム 2023年6月6日

【広島好き】交流戦突入。オリックスに6年ぶり、ソフトバンクに4年ぶりに勝利。『週刊カープいいとこどり』

野球好きコラム by 大久保泰伸
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◆『鬼門』克服へ ~打線のカギを握るDH

交流戦のパ・リーグ主催ゲームで採用される指名打者(DH)制。京セラドームでのオリックス戦は松山竜平が2試合、磯村嘉孝が1試合、同ポジションで起用された。今季は代打での打率が.333と抜群の勝負強さを見せている松山だが、スタメン時の打率は.211で、30日は3打数無安打、1日は4打数1安打に終わった。

相手が山本、山下舜平大とパを代表する好投手だったとは言え、4番も任される先発時には、さらなる結果が求められる。左腕の田嶋大樹が先発した31日は磯村が、8番・DHで出場したが、3打席無安打に終わった。今季から捕手専念の坂倉将吾との兼ね合いもあるが、全てビジターゲームの今週は、DHが打線のカギを握ることになる。

◆栗林復帰も…、クローザーは誰だ?

右内転筋を痛めて離脱していた栗林良吏が、2日のソフトバンク戦で一軍復帰。6回3失点で降板した床田寛樹の後を継ぐ2番手として登板し、1イニングを被安打1、奪三振2で無失点に抑えた。

無難な復帰後初登板となったが、4日にはアクシデントのため、5回無失点で降板したアンダーソンから、この日も2番手としてバトンを受けたが、先頭打者から5連打を浴びる大乱調。リードを守れず3失点で、今季5敗目を喫した。昨年までの絶対的守護神も、首脳陣の配慮で、まずは中継ぎからの起用だったが、クローザー復帰には暗雲が漂う内容だった。

栗林不在時に抑え役を務めた矢崎拓也は、31日に三者三振の快投で今季5セーブ目をマーク。クローザー起用でも安定した投球を続けていたが、3日は4点リードの9回頭から登板し、打者4人に対して被安打3、1四球と、1死も取れずに降板した。

矢崎が残した無死満塁のピンチを1点で凌いだのが島内颯太郎で、最近の登板4試合で無失点を続けており、1勝2セーブ1ホールドと頼れる存在になっている。現在、自身8試合連続無失点のターリーも含めて、勝ち試合を締めくくる最後の投手は、まだまだ流動的な状態だ。

*****

今週の週間MVPは、野手が1、2、5番で起用されて週間打率.409をマークした西川。投手は2試合登板で無失点のリリーフがターリー、島内、森浦大輔と3人いますが、いずれも勝ち試合に登板して1勝1セーブの島内を選出したいと思います。

文:大久保泰伸

大久保泰伸

フリーライター、編集者。1969年広島市生まれ、現在は神奈川県在住。出版社勤務を経て、20世紀の終わり頃に独立。別冊宝島野球シリーズの執筆、編集や広島などのOBの著書の編集協力などを行い、同社のプロ野球選手名鑑は創刊時から現在まで関わる。記者活動は2009年にベースボール・タイムズ紙の広島担当でスタートし、15年から野球専門サイトのフルカウントで広島、18年からはDeNA担当も兼務した。

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