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野球 コラム 2023年6月5日

明治大学、圧倒的な「個」の集合体で東京六大学を3連覇。全日本大学野球選手権で頂点を目指す

野球好きコラム by 明大スポーツ新聞部
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昨年度果たせなかった大学4冠を目指す

強いチームには日替わりのヒーローがいる。試合ごとに新戦力が躍動したのが今季の明大だ。慶應義塾大学との2回戦では、内海優太内野手(商1=広陵)がリーグ戦初安打となる代打本塁打で快勝。法政大学との1回戦は1点を勝ち越された直後に、木本圭一内野手(政経2=桐蔭学園)の逆転本塁打で勝利をもぎ取った。

天王山となる早稲田大学1回戦は、リーグ戦初スタメンの今井英寿外野手(政経2=松商学園)が5打数4安打4打点と神懸かり的な活躍を見せ大勝した。「全員生き残るために必死でやっている。1打席に対する準備力はどこにも負けないと思う」(今井)。1球への執着心は、結果となって現れた。

チーム防御率1.47と奮闘した投手陣の充実も忘れてはならない。今季は12人の投手が登板。中心はエースの村田賢一投手(商4=春日部共栄)だ。昨春から主戦として台頭した右腕は今季7試合に登板し、3勝0敗防御率0.80とエースの責務を全うした。ハイライトは今季初勝利となった法大2回戦だ。好調の法大打線に対してツーシーム、カットボールなど多彩な変化球を変幻自在に操り、完封勝利を達成した。

村田を始め、蒔田、石原勇輝投手(商4=広陵)ら軸として活躍する4年生。そこに浅利太門投手(商3=興国)、毛利海大投手(情コミ2=福岡大大濠)など、新戦力が加わる。充実の投手陣は従来の型に囚われない柔軟な起用を可能にした。

圧倒的な「個」の集合体。「実力のある選手が努力している環境だから、気を抜けることがない」(宗山)。屈指のエリートによる激しい競争が、このチームの強さを裏付ける。悲願の大学四冠達成に向け、舞台は新たなステージに突入した。

文:上瀬拓海/写真:伊藤香奈、中村謙吾(明大スポーツ新聞部)

◆全日本大学野球選手権大会 2回戦
・6月7日(水)14:00 神宮球場
・(東京農業大学北海道オホーツクvs.日本体育大学の勝者)vs.明治大学

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明大スポーツ新聞部

1953年(昭和28年)創部。現在明治大学において唯一の学生新聞部。明治大学体育会43部の競技成績や、学内外の話題を幅広く紙面・WEBサイト上にて掲載、発信。 現在の部員数は56名。

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