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野球 コラム 2023年4月25日

【広島好き】4位後退も首位とは1ゲーム差。チーム初の送りバントに松山竜平の通算500打点。『週刊カープいいとこどり』

野球好きコラム by 大久保泰伸
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リリーフでは最速165キロをマークした剛腕が売りだったが、この日は150キロ中盤の速球に加え、カーブなどの変化球を効果的に使った『ひと味違う』投球を見せた。打線の援護がなく負け投手となったが、今後に期待が高まる快投だった。

◆絶対的守護神・栗林良吏がプロワーストの3敗目

カード勝ち越しがかかった23日は、同点の9回に守護神の栗林を投入。先頭打者は打ち取ったが、続く関根大気に安打を打たれ、送りバントで2死2塁。ここで今季打率リーグトップの代打・宮崎敏郎が登場し、ベンチは申告敬遠を選択。二死1・2塁となった後、代打の楠本泰史に1・2塁間を破られて勝ち越しを許し、栗林はプロ入り後ワーストとなるシーズン3敗目を喫した。

*****

今週のMVPはいずれも本文には登場していませんが、投手が7回無失点で2勝目をマークした床田寛樹、野手は主力選手が軒並み週間打率2割台と振るわない中、出場した全4試合で安打を記録して同.444をマークした上本崇司を選出したいと思います。

それよりも気になるのが、本文の最後で取り上げた、先週4試合に登板して2敗2セーブの栗林です。18日の救援失敗から、20日には新井監督自らがマウンドに向かってゲキを飛ばし、3敗目となった23日の試合後も「心配はしていない」と信頼は変わらないようですが、無失点に抑えたのは1試合のみと、本来の姿ではないことは明らかです。

そもそも腰の不安でWBCを途中離脱した守護神に対して、4月のこの時期に早くも2度目の週4試合登板は、コンディション的に問題はないのか、という不安もあります。特にホームゲームで延長戦ならともかく、同点の9回での起用に関しては、一考の余地があるような気もします。

文:大久保泰伸

大久保泰伸

フリーライター、編集者。1969年広島市生まれ、現在は神奈川県在住。出版社勤務を経て、20世紀の終わり頃に独立。別冊宝島野球シリーズの執筆、編集や広島などのOBの著書の編集協力などを行い、同社のプロ野球選手名鑑は創刊時から現在まで関わる。記者活動は2009年にベースボール・タイムズ紙の広島担当でスタートし、15年から野球専門サイトのフルカウントで広島、18年からはDeNA担当も兼務した。

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