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野球 コラム 2023年4月18日

【広島好き】雨を味方に首位浮上。週間MVPは8回無失点の九里亜蓮と11試合連続安打の西川龍馬。『週刊カープいいとこどり』

野球好きコラム by 大久保泰伸
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今季1号は、西武時代の2012年以来となるサヨナラ弾で、テレビ解説の安仁屋宗八さんが「秋山にはホームランというよりも、間を抜く当たりでなんとか同点に…」と言いかけた直後に飛び出した一発だった。

◆『恵みの雨』その2:中断後の大逆転勝ちで首位浮上

3タテを狙った16日の試合は、この日が誕生日の先発・玉村昇悟が初回に5失点と乱調。4回に1点を返したが、劣勢の展開のまま5回終了時に雨が強まり、試合は49分間の中断。なんとか試合再開となった6回表、1死1・2塁のピンチで濱田太貴が放った安打性のフライを、菊池涼介が後ろ向きでキャッチするスーパープレー。

この超美技で試合の流れが変わり、直後の攻撃で田中広輔の起死回生となる同点満塁本塁打が飛び出した。続く7回に代打で登場した小園海斗が今季16打席目で初安打となる三塁打で出塁し、マクブルームがこの日2本目となる犠飛で勝ち越し。8回には坂倉将吾がダメ押しとなるソロ本塁打を放って同一カード3連勝を決めた。

*****

MVPは投手が完封勝利に等しい快投を見せた九里、野手は先週も秋山の活躍が目立ちましたが、11試合連続安打で週間打率.471をマークしている西川を選出したいと思います。

16日終了時点で送りバントはゼロ、継投策や栗林の起用法など、攻守で『新井カラー』が徐々に見えてきました。酷使も心配される投手陣では、4連投の栗林が翌日にベンチ入りを外れ、大瀬良をリフレッシュの意味で登録抹消するなど、長いシーズンを見据えたマネジメントも見受けられます。

新監督の評価を下すには、まだ早すぎる段階ですが、少なくとも昨年までとは違う、ということは確かなようです。

文:大久保泰伸

大久保泰伸

フリーライター、編集者。1969年広島市生まれ、現在は神奈川県在住。出版社勤務を経て、20世紀の終わり頃に独立。別冊宝島野球シリーズの執筆、編集や広島などのOBの著書の編集協力などを行い、同社のプロ野球選手名鑑は創刊時から現在まで関わる。記者活動は2009年にベースボール・タイムズ紙の広島担当でスタートし、15年から野球専門サイトのフルカウントで広島、18年からはDeNA担当も兼務した。

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