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野球 コラム 2023年3月31日

WBC優勝記者会見、3大会ぶり『世界一奪還』の裏にあったエピソード

野球好きコラム by J SPORTS 編集部
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―― 宮崎合宿から世界一まで、チーム作りはどのように計画しましたか?

チーム作りというか、チームを作る時間はないと思っていました。今回、キャプテンを置かない形でしたが、これだけのメンバーなので、一番勝ちやすい形が絶対できると信じていました。それは最初から最後まで変わらなかったです。合宿に入ってからは選手同士が一緒に食事をしてくれたり、自然にいい形になっていったので、合宿が終わる頃には、そこの部分はすごく信頼がありました。

ティファニー製の優勝トロフィー。左が2006年、右が2009年、中央が今大会のもの

*****

また、栗山監督を支えた7名のコーチに、今大会で印象に残ったエピソードを語っている。

◆白井一幸 ヘッドコーチ

準決勝で村上宗隆選手がサヨナラヒットを打った場面。一塁代走の周東佑京選手がホームに戻ったわけですが、三塁コーチャーの私としては「回すか」「止めるか」、非常に難しい場面でしたが、選手全員、30人のランナーコーチャーがいましたので、何も臆することなく回すことができた。そしてサヨナラ勝ちができたことが一番印象に残るシーンです。

選手が触った指紋はあえて残してある(錆の原因になるので、そのうち消すとのこと)

◆吉村禎章 打撃コーチ

決勝戦で大谷君がリリーフとして最後に投げることを全く知らず、途中で「あれ、いなくなった」と思った時にブルペンに行ってると聞きました。なんとか最後、いい形で彼がマウンドに上がれたら最高だなと、ずっと思っていました。

◆吉井理人 投手コーチ

エピソードはたくさんありすぎて、どれとは言えないですが、メンバーを決めた時に優勝を確信していました。そして、その通りにみんなが力を出してくれたので、本当に素晴らしい選手たちだと思ってます。

左:準決勝、村上宗隆選手のフェンス直撃ボール、右:決勝ウイニングボール

◆城石憲之 内野守備・走塁兼作戦コーチ

エピソードというか忘れられない、一生忘れないだろう表情がありました。ムネ(村上宗隆)がサヨナラを打つ前に、栗山監督の言葉をムネに伝えに行った時、最初はムネに「何しに来た」「バントか」「代打か」みたいな顔をされたのですが、監督の「思い切って行って来い」という言葉を伝えた時のムネのスイッチの入った表情は一生忘れないと思います。

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