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野球 コラム 2023年3月30日

【広島好き】カープで新監督が就任したシーズンの開幕カードを振り返る

野球好きコラム by 大久保泰伸
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リーグ4連覇を目指した緒方監督がCS進出も逃して辞任となり、2020年に就任したのが佐々岡真司監督。投手出身の監督は、チーム53年ぶりということで注目されました。しかし、この年の冬に感染が拡大した新型コロナウィルスの影響により、開幕が6月に延期。さらに無観客での試合開催と、かつてない異例の事態となりました。

開幕カードは敵地での横浜DeNA戦で、開幕投手は2年連続となる大瀬良大地が務めました。大瀬良は9回に自身プロ初となる2点本塁打を放ち、投げても9回1失点と見事な投球で勝ち投手になりました。

続く第2戦は鈴木誠也が2本塁打を放つなど、打線が13安打10得点と爆発。先発の床田寛樹は5回3失点で勝ち投手は逃しましたが、打線の援護で開幕2連勝を飾りました。第3戦はドラフト1位ルーキーの森下暢仁が7回無失点と好投するも、抑えのスコットが打たれて逆転サヨナラ負け。それでも勝ち越しスタートで順調と思われましたが、その後は月間勝ち越しが一度のみと低迷し、52勝56敗12分で5位に終わりました。

球団初のCS進出を果たした野村監督、リーグ3連覇の緒方監督に比べて、佐々岡監督は3年連続Bクラスと残念な結果でしたが、同監督が赴任中はコロナ禍で、チームの後押しとなるマツダスタジアムでの大歓声を一度も受けることなく退任となってしまったのは、不運だった言うしかありません。入場制限がなくなり、声出し解禁となった今シーズンの新井新監督はどんな成績を残すのか。前評判を覆す戦いを期待しましょう。

文:大久保泰伸

大久保泰伸

フリーライター、編集者。1969年広島市生まれ、現在は神奈川県在住。出版社勤務を経て、20世紀の終わり頃に独立。別冊宝島野球シリーズの執筆、編集や広島などのOBの著書の編集協力などを行い、同社のプロ野球選手名鑑は創刊時から現在まで関わる。記者活動は2009年にベースボール・タイムズ紙の広島担当でスタートし、15年から野球専門サイトのフルカウントで広島、18年からはDeNA担当も兼務した。

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