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野球 コラム 2023年3月7日

【WBC観戦ガイド】AKI猪瀬が語る3つの着眼点。「1次ラウンドの注目カード」「大谷翔平の起用方法」「ラーズ・ヌートバー」

野球好きコラム by J SPORTS 編集部
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AKI猪瀬が語る、WBC3つの着眼点

まもなく開幕する「2023 WORLD BASEBALL CLASSIC」(以下WBC)。今回はMLB解説でおなじみのMLBアナリスト・AKI猪瀬さんにお話を伺い、3つの視点「1次ラウンド注目カード」「大谷翔平の起用方法」「ラーズ・ヌートバー」について語って頂いた。

WBC大会フォーマット

◆オランダvs.キューバは世界の野球事情を占う注目カード

―― WBCが開幕します。日本の活躍が期待されますが、ここでは日本戦以外で1次ラウンド注目のカードを3つあげていただけますか?

まず、WBC開幕戦となる「オランダvs.キューバ(3月8日水曜午後1:00)」戦です。MLB所属選手と混合チームを作ったキューバがどのぐらいのパフォーマンスを見せるのか。前回、前々回3位のオランダに勝てれば、キューバが日本と準々決勝で戦ってもおかしくない感じです。

初期のWBCを牽引してくれたキューバが、初めてハイブリッドなチームになって野球大国の復権を懸けた戦いです。うまく勝ち上がってくれれば、恐らく次のWBCでは、もっと本当のドリームチームを作ろうという動きが出てくる可能性もあります。

そのキューバが下降線になった中で、カリブ海のキュラソー島出身のMLB選手で台頭してきたのがオランダ。ただ、キュラソー出身のMLB選手が減ってきており、今がピークの状態。いいオランダを見られる最後の大会になる可能性があります。そういった意味で、オランダとキューバの開幕戦は今のWBCと、近未来のWBC、さらに世界の野球事情を占う意味では非常に面白いカードになると思います。

次に、生粋のWBCファンは「アメリカvs.メキシコ(3月13日月曜午前11:00)」戦は注目するでしょう。2006年の第1回大会で日本が初優勝できたのは、メキシコが下馬評を覆してアメリカに勝って、日本はルール上で救われて準決勝に出れたから。そのメキシコが奇跡の勝利をあげた試合のリマッチです。メキシコがMLB最強レフティの1人、フリオ・ウリアス(ドジャース/最多勝1回 最優秀防御率1回/2022年:17勝7敗 防御率2.16)を登板させたら、これは相当面白いでしょう。

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