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野球 コラム 2023年2月9日

藤浪晋太郎のフォーシーム、MLB公式の「チームで1番えげつない球種」に選ばれる

野球好きコラム by J SPORTS 編集部
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2023年から太平洋の向こう側で挑戦することになった藤浪晋太郎(アスレチックス)が、早くも現地メディアの間で注目を集めている。

『MLB.com』は現地8日に、「2023年の各球団で最もえげつない投球」と題した記事を掲載し、文字通り、全球団から最も「ナスティ(えげつない)」な1球種を選出し、発表したのだが、アスレチックスで最もえげつない投球に、このオフに入団したばかりの藤浪晋太郎のフォーシームが選ばれたのである。

記事では藤浪のフォーシームについて、「我々は現段階では、スカウティングのレポートしか得ていないが」と前置きした上で、「それらスカウティングのレポートによると、ショウヘイ・オオタニの高校時代のライバルは、2022年のNPBで最も速い速球の1つを投げており、この平均96マイル(155.5キロ)越えで、最速が3桁マイルに届くボールには伸びがあり、投球する腕側への横の動きも良い」と評している。

ちなみに、アスレチックスと同じアメリカンリーグ西地区のエンジェルスからは、藤浪の高校時代のライバルとして紹介された大谷翔平のスプリットが選出されており、既にMLBでもその威力の知れ渡った二刀流スターの決め球については、「オオタニは過去2シーズンで、カッターと100マイル(161キロ)のシンカーを自身のレパートリーに加えたが、今でもスプリットが彼の伝家の宝刀である」とした。

さらに、「彼がエンジェルスに入団して以降、MLBの打者は大谷のスプリットに対し、打率を.093、三振率を59%としている」と、選出の理由について説明している。

では、千賀滉大はどうかと、メッツの欄に目をやると、こちらはエドウィン・ディアスのスライダーが選ばれており、おばけフォークは惜しくも(?)選外となった模様である。以下は、全30球団で最もえげつない投球と認定された球種の一覧である。

【アメリカン・リーグ】

◆東地区
・ブルージェイズ:ケビン・ガウズマンのスプリット
・オリオールズ:フェリックス・バウティスタのスプリット
・レイズ:タイラー・グラスナウのカーブ
・レッドソックス: クリス・セールのスライダー
・ヤンキース: カルロス・ロドンのフォーシーム

◆中地区
・ガーディアンズ:エマヌエル・クラセのカッター
・ロイヤルズ:ブレイディ・シンガーのシンカー
・タイガース:アレックス・ラングのカーブ
・ツインズ:ジョアン・デュランのスプリンカー(スプリットとシンカーのハイブリッド)
・ホワイトソックス:ディラン・シースのスライダー

◆西地区
・エンジェルス:大谷翔平のスプリット
・アストロズ:フランバー・バルデスのシンカー
・アスレチックス:藤浪晋太郎のフォーシーム
・マリナーズ:ルイス・カスティーヨのチェンジアップ
・レンジャーズ:ジェイコブ・デグロームのスライダー

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