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1ヶ月後に開幕が迫るWBC
プエルトリコ代表として3月に開幕する「2023 WORLD BASEBALL CLASSIC」(以下WBC)への出場が見込まれていたツインズ内野手のカルロス・コレアが、大会を欠場することが明らかとなった。現地6日にツインズが発表したところによると、今回の欠場の理由は、第二子の出産予定日が大会期間中と重なるからとのこと。
『MLB.com』でツインズを担当するドヒョン・パク記者は、同日付投稿した速報記事の中で、詳細について、「カルロスと(妻の)ダニエラ・コレアは、次男ケンゾーの出産を3月11日に予定している。プエルトリコ代表はプールDに入った第1ラウンドを3月11日から15日にかけてプレーする予定となっている。それでも、コレアは母国を代表してプレーする方法を模索したが、最終的に彼とツインズは、彼がWBCでプレーしないという双方の合意に達した」と伝えている。
また、記事によると、ツインズのデレク・ファルビー編成総責任者は、今回の決定について「今度のWBCについて、カルロスと慎重に話し合いをした結果、我々は今度の大会へは出場しないことが彼にとって最善であるとの総意に達しました。これはカルロスにとって、困難な決断でした」。
「彼は母国を代表することを非常に誇りに持っており、これを解決するため誠実に考慮しました。結局のところ、我々はWBC大会期間中に予定されている彼の第二子の出産に関わる彼の移動環境を鑑み、往復の移動で数日間、野球から離れることにより、カルロスは重要な試合でプレーするための準備が整わないであろうことを全員が同意しました」と述べたとのこと。
プエルトリコは今大会で最も上位チームの実力が伯仲した、いわゆる『死の組』であるプールD(プエルトリコ、ベネズエラ、ドミニカ共和国、イスラエル、ニカラグア)に入っているだけに、中心選手であるコレアの欠場はかなりの誤算であり、これについてはパク記者も記事の中で、「コレアは決勝進出を果たした2017年大会のプエルトリコ代表で、最も攻撃的な生産性が高く、チームトップの3本塁打、9打点、長打率.750をマークし、大会1位タイとなる10得点も記録していた」と、そのインパクトの大きさを伝えている。
なお、記事では生まれてくる次男『ケンゾー』(Kenzo)君の、いかにも和風な名前の由来については、触れられていない。
J SPORTS 編集部
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