人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

野球 コラム 2022年11月19日

【広島好き】新外国人と育成出身、カープに加わった「右の大砲候補」の2人

野球好きコラム by 大久保泰伸
  • Line

今季はAAA級で86試合に出場して打率.310、32本塁打、66打点を記録したデビッドソン。マイナー通算226本塁打の右の大砲候補は、三塁の守備経験が豊富で、残留の決まったマクブルームと一、三塁が固定できれば、得点力アップにつながりそうです。

デビッドソン獲得報道の翌日に育成から支配下登録が決まったのが二俣翔一です。2020年育成ドラフト1位入団の二俣は、磐田東高で高校通算21本塁打を記録。50メートル走6.2秒と俊足も兼ね備えた選手です。高校入学時は遊撃手として1年からレギュラーで、2年夏から捕手に転向。二塁送球の最速タイムが1.79秒のスローイングと強肩が光る強打の捕手として地元で評判の選手となりました。

プロにも捕手として入団しましたが、打撃を生かすために今季から内野手登録に変更。シーズン終盤にはファームで三塁手のレギュラー格となり、62試合に出場して打率.246、3本塁打、18打点をマークしています。

入団当初から、東出輝裕二軍打撃コーチ(当時)が、「鈴木誠也そっくりの逸材」と評価するなど、将来の主軸候補として期待されていましたが、故障が多く、プロ2年目のシーズン終了後にようやく支配下契約を勝ち取りました。

新たな背番号99は、近年ではMLBで大谷とMVPを争ったアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)や昨季パ・リーグ本塁打王の杉本裕太郎(オリックス)が付けている番号で、本人は「カープの99番は二俣だと思ってもらえるように頑張る」と意気込みを語っています。

鈴木誠也のメジャー移籍後、右の大砲不在のチーム事情で、今季のマクブルームに続いてその座を担うのは新外国人か、育成上がりのホープか。来春のキャンプから要注目の2選手です。

文:大久保泰伸

大久保泰伸

フリーライター、編集者。1969年広島市生まれ、現在は神奈川県在住。出版社勤務を経て、20世紀の終わり頃に独立。別冊宝島野球シリーズの執筆、編集や広島などのOBの著書の編集協力などを行い、同社のプロ野球選手名鑑は創刊時から現在まで関わる。記者活動は2009年にベースボール・タイムズ紙の広島担当でスタートし、15年から野球専門サイトのフルカウントで広島、18年からはDeNA担当も兼務した。

  • Line

関連タグ

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

J SPORTSで
野球を応援しよう!

野球の放送・配信ページへ