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野球 コラム 2022年11月17日

【横浜好き】最下位から2位に躍進したベイスターズ、数字で選ぶ月間MVP。3~6月編

野球好きコラム by 大久保泰伸
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リリーフ陣は、伊勢が13試合で7H、防御率0.69、田中健が8試合で1勝4H、防御率1.80と好調をキープする中、コロナ離脱から復帰した山崎康晃が10試合で7S、防御率0.90と守護神に返り咲いた。

野手は故障から復帰した宮崎が11試合連続安打を記録するなど13試合で打率.320をマークしたが、本塁打、打点は0。佐野は打率.396、3本塁打、9打点も椎間関節炎での離脱で出場は12試合のみだった。柴田竜拓が18試合で打率.293、蝦名達夫が10試合で打率.308と準主力級選手の活躍もあったが、圧倒的な成績でチームを引っ張ったのは、やはり主砲の牧だった。22試合中ノーヒットだったのは4試合のみで、打率.329、8本塁打、25打点とまさに大黒柱の活躍だった。

◆6月:11勝12敗
・チーム成績:打率.256、防御率3.23
・先発投手MVP:大貫晋一
・救援投手MVP:エスコバー
・野手MVP:佐野恵太

苦手の交流戦を5割で乗り切るも、今ひとつ波に乗れない状態が続いた6月。先発投手陣で2勝(1敗、防御率1.54、4試合)を挙げたのが大貫のみ。今永が3試合で1勝2敗、防御率4.95、石田が4試合で1勝1敗、防御率4.82、登板7試合目でようやく初白星の東も2試合で1勝0敗、防御率3.18と振るわなかった。勝敗はなかったが、京山将弥が4試合で防御率2.05とローテ投手の役割を果たした。

そんな先発陣の不振をカバーしたのがリリーフ陣で、チーム最多13試合登板の田中健が1勝4H、防御率0.93、エスコバーが12試合で3勝4H、防御率2.38。11試合登板が3人で、伊勢は今季初黒星も5H、防御率2.53、平田慎吾が1勝1敗1H、防御率1.74、新外国人のクリスキーが1勝3H、防御率2.25をマークした。

攻撃陣は牧、宮崎が打率2割台と失速したが、開幕から不振が続いた桑原将志が23試合で打率.333(1本塁打、9打点)と復調。関根大気が18試合で打率.302(2打点)、森敬斗が17試合で打率.286(1本塁打、4打点)と若手、中堅が台頭。そして打線を引っ張ったのが佐野で、23試合で打率.320、4本塁打、16打点とチームの得点源になった。

6月終了時点の成績は32勝38敗で借金6。チームはまだBクラスに低迷していましたが、夏場から始まる『横浜反撃』。詳細は次回に続きます。

文:大久保泰伸

大久保泰伸

フリーライター、編集者。1969年広島市生まれ、現在は神奈川県在住。出版社勤務を経て、20世紀の終わり頃に独立。別冊宝島野球シリーズの執筆、編集や広島などのOBの著書の編集協力などを行い、同社のプロ野球選手名鑑は創刊時から現在まで関わる。記者活動は2009年にベースボール・タイムズ紙の広島担当でスタートし、15年から野球専門サイトのフルカウントで広島、18年からはDeNA担当も兼務した。

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