史上最年少の三冠王、村上宗隆。今シーズンを振り返り、侍ジャパンについて語る【11月14日記者会見】

会見に臨む村上宗隆選手

11月14日、日本記者クラブで東京ヤクルトスワローズの村上宗隆選手が記者会見を行い、今シーズンを振り返るとともに、メジャーリーグ挑戦への思いなどについて語った。なお、日本記者クラブで現役のプロ野球選手が会見するのは、エンジェルスの大谷翔平選手に続き 、10例目となった。

打率.318、56本塁打、134打点で史上最年少の三冠王となった村上選手は冒頭、「今シーズン、自分自身が目標にしていたことが実現でき、こうして皆さんの前で会見を開けることをすごく誇りに思います。本日はよろしくお願いします」と挨拶し、会見が始まった。

◆侍ジャパンの4番として、チームを勝たせる活躍をしたい

――　日本代表「侍ジャパン」の強化試合では、3試合で打率.455、4本塁打、5打点と素晴らしい結果を残されました。手応えはいかがだったでしょうか？

「日本シリーズでなかなか調子が上がらない中、強化試合を迎えましたが、やっていくうちにだんだん自分の中で、日の丸を背負いながら、4番を打ちながら、すごく色々な思いがありました。強化試合ですが、チームを勝たせなきゃいけないと思って試合に挑んでいたので、いい成績を残すことができてすごくよかったと思います」

――　侍ジャパンの栗山英樹監督の印象はいかがでしょうか？

「インタビューでも分かる通り、すごく熱い気持ちを持っている方で、僕たちもその期待に答えようと常に思えるような監督だと、この4試合で思いました」

――　チームの雰囲気はいかがでしたか？

「周りの選手は一流の方ばかりなので、試合をやっていて勝てるという雰囲気もありますし、いい声もたくさん出てますし、本当にすごくいい雰囲気だなと思って試合をやっていました」

――　少し気が早いですが、来年3月のWBC（ワールド・ベースボール・クラシック）での目標、抱負を教えていただけますか？

「世界一を獲ることを目標に掲げてますし、それを実現させたいと思ってますし、その中でもしっかりと活躍をして、チームを勝たせるような活躍をしたいと思います」