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野球 コラム 2022年11月9日

【広島好き】長野久義が巨人に無償トレード。カープでの4年間を振り返る

野球好きコラム by 大久保泰伸
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先週はカープファンにとって、ちょっと衝撃的なニュースがありました。11月2日、長野久義が古巣である巨人に無償トレードで移籍することが決まりました。

誰もが驚いたまさかの電撃移籍以来、すっかり赤のユニフォームが板に付いてきた長野ですが、トレード発表後の取材では、涙も見せながら広島への思いを語っていたということです。今回は筆者の個人的な思い出も含めて、「カープのチョーさん」を振り返ってみたいと思います。

長野はカープがリーグ3連覇を達成した2018年オフ、FA権を行使して巨人に移籍した丸佳浩の補償選手としてカープに入団しました。お正月が明けたばかりの1月7日、移籍の決まった丸の人的補償が長野であることが巨人から発表され、悲しみや怒りなど、複雑な心中だったカープファンからは、概ね喜びの声が挙がりました。

もともとスロースターターの傾向もあり、開幕スタメンは逃しましたが、開幕3戦目、古巣の巨人相手に7回の守備から左翼手として登場。選手交代時のアナウンスが流れると、両チームのファンから大歓声が起こりました。その裏の攻撃で先頭打者として登場すると、外角へのカープを泳ぎながら捉えた打球が二遊間を突破。移籍後初打席初安打を記録しました。

順調なスタートを切ったかと思われましたが、その後はスタメン起用も慣れない左翼ということもあり、快音が聞かれず代打か左投手相手のスタメンという状態に。移籍後、初めて本職の右翼で起用されると、4試合連続安打も記録しましたが、好調が続かず、その後は代打中心の起用に逆戻り。

『夏男』らしく、鈴木誠也が3番になった9月にはクリーンアップを中心に起用されて月間打率.313と、さすがの活躍を見せましたが、年間を通じての成績は72試合出場で打率.250、5本塁打、20打点と、プロ入りして初めて出場100試合、本塁打も2ケタに届かない不本意なシーズンとなってしまいました。

その実績から大きな期待を背負った長野ですが、2年目以降も不完全燃焼のシーズンが続いた印象があります。2020年は代打を中心に99試合に出場して打率.285、10本塁打、42打点など、打撃部門のほとんどの数字で前年を上回る数字を残し、代打打率はリーグトップの.440と好成績を残しましたが、走攻守全てが揃った本来のプレースタイルを考えると、やや物足りない印象だったことは否めません。

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