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野球 コラム 2022年10月24日

【ハイライト動画あり】侍ジャパンU-23、3大会ぶり2度目の優勝を振り返る。WBSC U-23 ベースボールワールドカップ

野球好きコラム by 大島 和人
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WBSC U-23ベースボールワールドカップ 2022 スーパーラウンド

【ハイライト】日本 vs. メキシコ

日本は最終7回裏に1点を返され、さらに一死1・3塁のピンチを迎えたが、権田はここを最少失点で切り抜けた。日本10安打、韓国2安打という内容を考えると小差になったが、日本が2-1で逃げ切っている。

◆試合結果
日本|0 0 0 1 1 0 0|2
韓国|0 0 0 0 0 0 1|1

◆バッテリー
日本:藤村、柳橋巧人(JR東海)、澤柳亮太郎(ロキテクノ富山)、権田-南木寿也(JR北海道硬式野球クラブ)

◆スーパーラウンド第3戦: メキシコ戦

日本は2回表一死2塁から7番・齋田海斗(TDK)のタイムリー安打で1点を先制。3回裏には無死満塁から4番・相羽寛太がライトにタイムリー安打を放つ。さらに一死から6番・中村がレフトに犠牲フライを打つと、二死1・3塁から7番・齋田が今日2本目のタイムリー安打。4-0とリードを広げる。

先発の片山楽生(NTT東日本)は白樺学園高出身の入社2年目で「2023年のドラフト候補」として期待される本格派右腕。期待に応えて5回を無安打で零封する快投を見せた。2番手の澤柳が2失点を喫したものの、大勢には影響なく日本が4-2で勝利。スーパーラウンドに進出した6チーム内の対戦成績を4勝1敗として、決勝進出を決めている。

試合結果
メキシコ|0 0 0 0 0 1 1|2
日  本|0 1 3 0 0 0 X|4

◆バッテリー
日本:片山、澤柳-丸山竜治(Honda熊本)、城野

◆決勝:韓国戦

決勝戦は日韓戦となった。日本は中2日の富田が先発し、走者を1人も許さぬまま2イニングで交代。そのまま細かい継投策でこの試合に臨む。試合は3回裏に動いた。日本は9番・中田悠斗(ヤマハ)、1番・中川の連続死球で無死1・2塁のチャンスを迎えると、一死から3番・丸山壮史がライトスタンドに会心の3ラン本塁打を放ち、韓国の先発イ・サーンユンを降板に追い込んだ。

その後は追加点こそなかったが、5投手が韓国打線を2安打に封殺。3点のリードを保って試合を終え、6年ぶり2回目のU-23世界制覇を決めている。日本は最高の結果を得ただけでなく、大会を通して全ポジションの選手を満遍なく起用して選手に経験を積ませた。若手選手たちの成長、日本野球の底上げにもつながる素晴らしい大会となった。

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