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野球 コラム 2022年9月27日

【横浜好き】最下位からの優勝はならずも、2位でクライマックスシリーズ進出が確定。『週刊ベイスターズいいとこどり』9月19日~25日号

野球好きコラム by 大久保泰伸
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◆9月23日(金)○8-6 ヤクルト(神宮球場)

首位ヤクルトとの直接対決3連戦。雨中の初戦で勝利の立役者となったのが、初回の3試合連続弾となる3ラン本塁打から2ラン、安打で3安打5打点と爆発した宮崎だった。佐野もソロ本塁打を含む3安打、牧も3安打で猛打賞3人。マルチ安打は本塁打を放った森とソトが2安打、楠本もソロ本塁打を放ち、スタメンで安打なしは桑原だけだった。投手陣は先発した濱口遥大が8回を被安打4、7奪三振の1失点で今季8勝目をマークした。

◆9月24日(土)●1-8 ヤクルト(神宮球場)

台風の影響による豪雨で1時間30分遅れでの試合開始。先発の大貫晋一と2番手のロメロが2人で4回までに4失点。リリーフ陣も失点を重ねた。攻撃陣は8人が安打を放ったが、得点は桑原のタイムリーによる1点のみ。試合前、外野フェンス際が浸水した悪条件から試合開催に漕ぎ着けたヤクルト球団の執念に屈する結果となった。

◆9月25日(日)●0-1 ヤクルト(神宮球場)

先発の今永昇太が村上宗隆から2奪三振など7回まで被安打3、11奪三振で無失点の熱投。伊勢も無失点でつないだが、最後にエスコバーが打たれた。打線はヤクルト先発・小川泰弘に5回まで無安打。6回にようやくソトと森が安打を記録したが無得点。7回以降もリリーフ陣に代打オースティンの二塁打のみに抑えられ、最後は劇的サヨナラで目前での胴上げを許した。

ヤクルトの優勝が決まった25日は、ベイスターズの2位が確定した日でもありました。3位争いが熾烈となっていますが、各チームのベイスターズとの今季の対戦成績を見ると、巨人12勝10敗1分、阪神16勝9敗、広島8勝17敗。ハマスタで行われるクライマックスシリーズファーストステージの相手、あのチームだけは、できれば避けたいところですね。

文:大久保泰伸

大久保泰伸

フリーライター、編集者。1969年広島市生まれ、現在は神奈川県在住。出版社勤務を経て、20世紀の終わり頃に独立。別冊宝島野球シリーズの執筆、編集や広島などのOBの著書の編集協力などを行い、同社のプロ野球選手名鑑は創刊時から現在まで関わる。記者活動は2009年にベースボール・タイムズ紙の広島担当でスタートし、15年から野球専門サイトのフルカウントで広島、18年からはDeNA担当も兼務した。

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